めごめも!

ひとりと1匹の生活記録。

アメリカ人の包装食品からのナトリウム摂取量の推移

包装食品(packaged foods)ってつまりは加工済みの食品だと思うんですが、そこから摂取するナトリウム量は減ってますよというお話。アメリカの栄養系の調査にしてはNHAINSではないんですよね。そこが珍しい。しかし、アメリカのナトリウム摂取量の平均って、食塩換算すると5g程度で、日本に比べて低いわけですが、それでもさらに減らしていこうってすごい。どうやったら減るんだろう。そして日本人はどうしてこんなに食塩摂取が多くて食塩摂取量が減らないんだろう・・・・。

コクミン健康栄養調査によれば、食塩摂取源となっている食品のランキング(20 歳以上)は以下のようになっているそう(カッコ内は当該食品からの食塩摂取量の平均値/1日あたり)。炭水化物と炭水化物摂取のついでに食べるもの多いな・・・・。パンとかそもそも添加を減らすので何とかならないのかなあ・・・。

1 カップめん(5.5g)
2 インスタントラーメン (5.4g)
3 梅干し(1.8g)
4 高菜の漬け物 (1.2g)
5 きゅうりの漬け物 (1.2g)
6 辛子めんたいこ (1.1g)
7 塩さば (1.1g)
8 白菜の漬け物 (1.0g)
9 まあじの開き干し (1.0g)
10 塩ざけ (0.9g)
11 大根の漬け物 (0.9g)
12 パン7 (0.9g)
13 たらこ (0.9g)
14 塩昆布 (0.8g)
15 かぶの漬け物 (0.8g)
16 福神漬 (0.8g)
17 キムチ (0.7g)
18 焼き豚 (0.7g)
19 刻み昆布 (0.7g)
20 さつま揚げ (0.7g)

Sodium Reduction in US Households' Packaged Food and Beverage Purchases, 2000 to 2014.
www.ncbi.nlm.nih.gov

日本人はどんな食品から食塩をとっているか?
―国民健康・栄養調査での摂取実態の解析から―(PDF)
http://www.nibiohn.go.jp/information/nihn/files/8404cee25d908752943d20f6a3233af289ee95ea.pdf

ボストン美術館の至宝展-東西の名品、珠玉のコレクション

名古屋ボストン美術館にて。2018年7月1日まで。

今年度で閉館の名古屋ボストン美術館。次の特別展で終了です。今回はエジプトから日本画のコレクションまで、幅広いコレクションがきています。個人的にここの美術家が作る動画が、私のタイミングと合わない編集であまり好きではないのですが、ボストン美術館の成り立ちから、ボストン美術館に貢献した個人コレクターなどなど、興味深いお話だったので必見です。

そしてしらなかったなぁ、と思ったのが、日本に来ていたモースがボストン美術館にコレクションを寄贈していたこと。そしてハーバードとの繋がりがかなり深いこと。まあどちらもボストンにあるから言われてみればそうなんですが、改めて知るとほほう、という感じでした。ハーバードといえば、理系というか医学系のイメージですが、ハーバードの考古部門が100年近く前にエジプトとかに調査に行って、そこで発掘して来たものがボストン美術館に収蔵されていたとは。ハーバードって考古もすごかったんや。。。

日本はどちらかといえばミュージアム関係は公的な予算で賄われて来ているし、今もその傾向が強いですが、アメリカは国というよりも個人コレクターがミュージアムと協力して私財を惜しげなく投じているんですよね。日本の財界もそういうところに投じる個人コレクターって最近はあまり聞かないのと、名古屋ボストン美術館の契約が更新されなかったように、また、最近私設のはミュージアムが結構閉鎖しれたりするのもあったので、あまりこういったミュージアム関係にもっとうまく私財を投じるお金持ちが増えればいいのになぁ、と思います。寄付文化の違いなんでしょうか。

高血圧による損失

上(収縮期血圧)が110-115でも健康損失があるという世界規模のデータ。まじか。そして日本は血圧関連のDALYは減ってるけど、死亡増えてるんですけど、なぜ。高血圧疾患罹患者は除外されているし、降圧剤飲んでて血圧下げてる人がまぎれてるってわけでもなさそうなんですがね。血圧の世界は奥が深いのでちょっとよくわかんないです。しかもGBDなので国いっぱいで、データたくさんで細かく読み込む気力がなくなるという・・・。地域ごとにざっとみると結構ばらつきは大きいのと、高齢化が原因のひとつではあるとは思うものの、年齢コントロールしても140mmhg以上の血圧の人は増加しているので、他にも要因はあると思いますが、地域、国・・・と落としていくとそれぞれ原因は異なりそうなので、それぞれの国で研究をすすめていくしかないんだろうなあ・・・。

それにしても慣れてないのでDALYという概念がぱっとつかめません。

Global Burden of Hypertension and Systolic Blood Pressure of at Least 110 to 115 mm Hg, 1990-2015
www.ncbi.nlm.nih.gov

日本語抄録はこちら
循環器トライアルデータベース

炒めもの作ると暑くなってきた

今週の作り置き。そろそろ炒めもの作ると暑くなる季節になってきました。トースターとレンジとグリルを上手く使いこなしたいところ。でもレンジで肉類調理するのあんまり好きじゃないんだよなー。なお、最近勝間さんに刺激されてご飯はキノコ中心にした炊き込みご飯率高いです。今日はキノコと大豆と油揚げの炊き込みご飯。

・豆腐とベーコンの炒め物:一人暮らしし始めたときに、ばちばちいうから雷丼、ってレシピを見て以来の定番なんですが、どうも探す限り雷丼は天かすのレシピが多い模様。

・手羽元のヨーグルト漬けグリルやき:適当です。味付けは適当にチリパウダーとコリアンダーと塩かなー。味噌美味しそう。

・きゅうりとトマトのナムル

・鶏ハム

・豚肉と野菜の炒め物。

モネ それからの100年@名古屋市美術館

会期:2018(平成30)年4月25日(水)~7月1日(日)

16時くらいについたのですが、ポケモンのコミュニティデイで白川公園は混んでいるわ、特別展自体も混んでいるわ、持ってきたウォークマンは充電切れだわで、あっちゃー!という感じでした。

作品的にはモネと現代画家とが交互に展示されている感じで、モネの絵の前はやたら混んでいる、というお約束な感じです。作品的にはモネ以外の方が多いのかな?音声ガイドは迷いましたが混んでたからさらっと見て出ようと思ったので借りませんでした。

何よりすごいなと思ったのは、数点を除いてほとんどの絵が国内からの貸し出しということ。これだけの数のモネの絵が国内にあるというのはすごいことだと思います。個人蔵もあったりして、個人でモネ持てるなんてどんだけー!と思いながら見ていました。日テレさんとかどこにいつも置いてあるんだろう。現代画家の方は富士ゼロックスさんとか目立ちましたね。キャプション見ると面白いです。

モネメインというよりは、他の画家のモネへのオマージュメインと思った方が良い展示会ですが、どこがオマージュ?という絵も正直あるので、まあそれはそれで楽しめたかな。睡蓮かけばモネを連想してしまうってすごいなーと思います。個人的にはロンドンブリッジとか教会とか建物描いた作品も好きだし、今回良かったなと思うのは停泊してる船描いたやつなんですが。

名古屋市美術館開館30周年記念 モネ それからの100年:中日新聞(CHUNICHI Web)

飲酒・喫煙者の熱いお茶摂取と食道がんリスク

熱いお茶って食道がんリスクになるっていわれているんですが、同様に食道がんリスクになる飲酒、喫煙者ではどうなのよ、というお話。非喫煙かつ非飲酒で熱いお茶飲む人は関連ないのですが、少量飲酒者で熱いお茶飲む人はリスク上がってます。非喫煙者だけだと統計的有意ではないものの熱いお茶でリスク増加傾向。

しかし、Burning hotってどんだけ熱いんだよ・・・と思います。あとこれは中国のデータなのですが、Teaの中にはもちろんコーヒーが入っていないので、割と熱いコーヒー飲む人も増えているだろうし、そっちの影響も気になるところですね。コーヒー摂取そのものは食道がんリスクを下げるって研究が多かったと思うのですが、IARC的にはあまり熱すぎる飲み物は種類に限らず食道がん罹患リスク上げるって見解のようですし。

Hot Tea Consumption and Its Interactions With Alcohol and Tobacco Use on the Risk for Esophageal Cancer: A Population-Based Cohort Study.
www.ncbi.nlm.nih.gov

www.mag2.com