めごめも!

ひとりと1匹の生活記録。

イタリアンばなな

イタリアンばなな (生活人新書)

イタリアンばなな (生活人新書)


久しぶりによしもとばななさん。
この本は3部構成です。
ばななさんと、ばななさんの小説をイタリア語に訳したイタリア人アレちゃんとの対談。
ばななさんが語るアレちゃん。
アレちゃんが語るばななさん。


なんでばななさんの本ってすーっと読めるんだろうと思っていたけど
それをアレちゃんがちゃんと言葉に明確にしてくれた感じ。
私は本を読む時、さらさら〜っと結構適当に一度は流して
後引く本は何度も何度も読みます。
で、感想というか書評というかそういうものって
ライフログとしてブログつけ始めて書き出したようなものなのですが
基本的に感じたままをだらだらと書いているだけで
あんまり系統立てて書いてないんですよね。
だからこうして人が自分の読んだ小説を文章として色々評価してくれると
ああそうか、こういうことなんだなと思うことがよくあります。


また久々にキッチンが読みたくなりました。
ばななさんが
「今死のうと思った人がとりあえず死ぬのは明日にのばそうと思えればいい」
というようなことを言っていたのを読んで、
確かにそういう小説だよな、と思います。


★★★★★