5月30日12時2分配信 時事通信
たばこと肺がんの関係はよく知られているが、酒を飲む量が多いとさらに発症リスクが高まることが30日までに、厚生労働省研究班(主任研究者・津金昌一郎国立がんセンター部長)の大規模疫学調査で分かった。非喫煙者ではこうした関係がみられなかった。
飲酒と肺がんについては多くの研究があるが、たばこの影響が大きいため、はっきりした結果は得られていない。
研究班は1990年と93年、東北から沖縄まで全国10地域で、40〜69歳の男性約4万6000人の生活習慣などを調査。2004年まで追跡し、この間に651人が肺がんになった。
飲酒量で「飲まない」「時々飲む(月1〜3回)」と、1日当たり「1合未満」「1〜2合」「2〜3合」「3合以上」に分け、喫煙者と非喫煙者を別々に解析。喫煙者では、飲む量が多いほど肺がん発症率が高くなる傾向があり、「2〜3合」「3合以上」では時々飲む人の1.7倍だった。
PubMed引いたら、S先生の奴じゃん・・・と、
先輩が頑張っているのを見て、気分を新たにする自分でした。
元の論文見ると、現在喫煙者のうち、非飲酒者でもリスクがあがっているのが
かなり気になるところです。
非喫煙者、現在喫煙者で層別化して、現在喫煙者のみで見られた関連なので
たばこ吸わなきゃ、お酒飲んでも肺がんには関係ないってことかな。
そして吸うにしても、お酒はほどほどに・・・ってことでしょうか。
(飲まないでもリスクあがっているしね)