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高学歴女性も脳卒中リスク大

Yahoo!ニュースより

高学歴女性も脳卒中リスク大=欧米の「定説」に新知見−厚労省研究班
8月12日12時2分配信 時事通信


 短大・大学卒と中学卒の女性は、高校卒と比べ脳卒中になるリスクが高いことが、厚生労働省研究班の国内大規模疫学調査で分かった。欧米では、低学歴女性のリスクが高いことが知られているが、やや異なる結果となった。米医学誌ストロークのウェブ版に発表した。
 研究班は1990年、全国4地域の40〜59歳の女性約2万人を登録。最終学歴で中学卒、高校卒、短大・専門学校・大学以上に分け、脳卒中発症との関連を調べた。
 2002年末までの追跡期間に、451人が脳卒中になった。高校卒のグループと比べ、中学卒は約1.6倍、短大卒以上は約1.4倍のリスクだった。
 仕事の有無で見ると、中学卒では働いていない女性、短大卒以上では働いている女性で特にリスクが高かった。
 働いている女性について、「妻」「母」など家庭内での役割の数で分析すると、短大卒以上で役割が1つの人はリスクが高校卒の約2.6倍だったが、2つ以上になると約1.1倍に下がった。

なんか、こじつけとかたまたまとか女性だけって恣意的とか
「??」なコメントも見られますけど。


脳卒中になりやすいから進学するのやめましょう」とかそういうんじゃなくて
この結果から言えることは「高学歴の人は脳卒中リスクが高いから気をつけましょうね」
ってことなんだと思うんですけどねぇ。
変えようのない因子がリスクであるならば、
他の変えられるリスク要因に気をつけて予防を心がければいいのでは。


女性だけがサンプルというのは、仕事の有無の影響を見たかったら
男性はほぼ働いている世代だから女性のサンプルしか使えなかったって話でしょう。
男性で働いていない人ってつまりは高齢の方なので
単に年齢の影響を見ているだけになっちゃいますからね。


で、日本では欧米ではって話ですが、欧米でやってる研究結果を
日本で同じようなデータセットを使って追試するっていうのは当たり前の話。
そうやってでてきた結果の積み重ねによって
疫学的なエヴィデンスというのは形成されていくものなので。
人種や国が異なれば生活習慣や文化的背景も異なるわけで、
研究して結果を出してみないと、結果がどうなるかはわからないんですよね。
まぁ確かに日本でこういった解析をできるデータはほかにもあるので
それらの結果を待って見ないと日本人での傾向が欧米と異なるのかどうなのか
っていうことは言えないと思うんですけど。


まーたまたまとか意味がないとかコメントしている方、結構多いんですが
たまたまとか、意味のない研究だったら
ストロークなんて一流雑誌に掲載されないと思うんですけどね。


ちょっとコメント欄がひどかったので反応してみました。
学歴に焦点を当ててるからって過剰反応し過ぎな気がするんですけどねぇ。