めごめも!

ひとりと1匹の生活記録。

日常からの逃避

 ということで、朝早起きしてボランティア先へ。前回から3カ月ぶりくらいかな?今回は2年ぶり&3年ぶりに会う(元?)ボランティア仲間もいました。うーん、私がいかに行っていないかばれちゃいますね。今年度もまだ2回目だしなぁ。

 まぁともかく、今回はもろもろひと段落したので気分転換も兼ねて行ってきました。気分転換、なんて関係者の方々には申し訳ないんですけど、ここのボランティアに行くと馬と子どものことしか考えない時間が流れるので、日常過ごしている時間から全く隔絶された時間が流れるんですよね。頭から研究のこととかそういうのばここにいる半日で全部吹っ飛ぶので、リフレッシュできるんです。必死で馬の操作をしたり、馬房掃除をしたりするから、本当にそれ以外考える余裕が精神的にも体力的にもないので、帰る頃には気持ちも新たに日常が送れるわけなのです。

 でも、最近めっきり体力が落ちたので、すでに馬の準備運動の時点でばて気味の私。う、腕が痛い・・・。しかも久々なので相変わらず馬装の仕方も忘れ気味だし、馬房掃除も思っていたほど体が動かないから時間がかかるし、結構へこみまくりの1日でした。けど、やっぱり馬に乗ってにっこり笑う子どもたちの顔を見ると「あー来てよかった!!」って思うんですよね。やっぱり子どもの笑顔は天使の微笑みだなーと思います。「怖い!!」と最初は泣き叫んでいた子が、帰りには「もっと乗る!!」と言ってくれた日には「よっしゃー!!」って感じですね。

 世の中思い通りにならないことなんていっぱいありますけど、その思い通りにならないことを受け入れて、そこから先に進まないといけないんだというのは、ここで学んだ、気づいかせてもらったことの一つです。スタッフがやるとあんなにすんなり馬は走ってくれるのに、私が操作すると全く駄目なことはよくあることで、本当にへこみます。まぁ毎日馬の世話をするスタッフと、年に数回行くような私じゃ格が違うんですけど。でも、そういう「自分がここまでしかできないのに他人がこんなにできること」を受け入れることさえも昔は難しかった自分が、仕方ないよなーでも頑張ろうーって思えるようになったのは、ここのおかげかなと思います。それ以外にもありますけどね。

 数年やってると、怒られたこともあるし楽しかったこともあるし、色々あるけどやっぱり私のひとつの夢を実現させてくれている場所でもあるし、成長させてもらった場所でもあるし、日常とは違った大事な場所だなぁと思った1日でした。ま、もちろん朝5時起きなので帰りの車内は爆睡でそんなこと考える余裕はないのですが(笑)