めごめも!

ひとりと1匹の生活記録。

やりたいことは全部やれ!

4062750708やりたいことは全部やれ! (講談社文庫)
大前 研一
講談社 2005-05

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 最近、大前さんづいている私です。まーそれくらいこの本が結構な衝撃だったんですよね。それにしても、大前さん、都知事選に出ていたのか・・・。

 そんなわけで(どんなわけで?)、またしても古本屋で大前さんの本を数冊注文*1してしまった私がいます。面白い本を見つけると、その作者の本を買い漁るのが私流☆そして増えていく、蔵書の数々・・・。まあ「もう二度と読まないだろうな」という本は古本屋にまた持っていくのですが。

プロローグ 人生、寄り道・わき道・回り道
第1章 人生を長く楽しく生きる極意
第2章 経営者の素顔
第3章 世界を知る
第4章 旅に学ぶ
第5章 愉快な仲間たち
第6章 死ぬほど遊ぶ
第7章 私のルール
エピローグ 人生の収支決算

 遊ぶ奴ほどよくできるとはよく言ったもので、まさに大前さんがその典型という気がします。ま、死ぬほど遊ぼうっていうか本当に死にそうになるくらい本気で遊びに入れこもうとは思いませんけど、なんていうのかなぁ。仕事でも趣味でも、入れ込んだものの数が多い人ほど、人間的に器がでかい気がするのですよね。入れ込むものの数が大きいということは、その分得たものがたくさんあるわけで。

 私も一部に関しては「できることは今のうち」派なので、思い立ったが吉日。色々なところに顔を出しているのですが、それらに対して「死ぬ気になって」入れ込んでいるかと言われればそうでもないような・・・。表面だけ一生懸命やっているように見せているだけのような気もして、その点は非常に反省させられました。一方で、「あー明日やろうー来週やろうー晴れたらやろうー」と先延ばしにしていること(掃除とか掃除とか掃除とか・・・)もたくさんあるので、その点も反省です。人間いつまで生きられるかわかりませんものね。

 そういう意味で、経営者の素顔とかは面白かったです。確かに「引退したらなにしようかにしよう」と思っている団塊世代は多いと思うのですが(私の父も典型です)、そうは問屋がおろさないわけで。仕事しつつも家庭を大事にしつつも思いっきり遊ぶ。そういう人生これからでも楽しみたいものですね。まーすでに結構楽しんでいるんですが、もう少し本気で趣味に取り組んでもいいのかも知れません。

 といいつつ、私は趣味とライフワークが近接しているなぁと思う今日この頃。でも最近石けん作りはご無沙汰だなぁ・・・。でも私は欲張りなので、パブリックな面でもプライベートな面でも、幸せは手に入れたい。とはいえプライベートの幸せって、結局残り60年、一人で生きることになったとしても、趣味が充実して、いい友人に囲まれていれば、それで幸せだと思う今日この頃。

*1:ネット書店なものであえて注文