めごめも!

ひとりと1匹の生活記録。

アポロ13号 奇跡の生還

4102133119アポロ13号 奇跡の生還 (新潮文庫)
Henry S.F.,Jr. Cooper 立花 隆
新潮社 1998-06

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 とある講義の課題本。この忙しい時期に、事前レポートも要求されました。事後レポートももれなく要求されます。うわーん・・・。とりあえず事前レポートはようやく終わりました。律儀にブログにアップする私も私だ(苦笑)。

 それはさておき、もっと小説チックなのかと思いきや、淡々と起こったことを述べていく感じです。ええ、もう淡々と・・・。ちょっとその辺はがっかりでした。でもだからこそ、課題になるんだろうなと思ったり。そして登場人物が多すぎるのと、役職がカタカナで名前なんだか職名なんだか微妙にわからなかったりで、ともかく「義務」として読んだ本でした。

 それでも、通信士のルーズマが、寒さに震え、脱水症状で体調も良くないであろう飛行士たちに向って

「いま、熱いコーヒーを一杯、そっちにとどけられたらなあ。すごくうまいと思うよ」

話しかけ、それに

「たしかに、そのとおりだろうな。この寒さはきみらには絶対に想像できないよ」

と答えた飛行士たちに、再びルーズマが

「がんばるんだ。もうすぐおしまいなんだから」

といった場面には、涙しました。

 とりあえず、やっぱりリーダーは不安を見せてはいけないんだと思います。しっかり時限付きで魅せてるけど。そのあたりが私がリーダーに向かない素因の一つだと思います。仕事がたまりまくり、「論文書きたいよ〜!!」「でも今までやらなかった自分が悪いんじゃん〜!!」と本日半べそかきながら自宅に帰ってきたのですが、もう少し頑張ろう。明日1日頑張ろう。