めごめも!

ひとりと1匹の生活記録。

今だから言えるけど・・・

 「マスター終わった時点で、あなたのこと所属先にお返ししようと思ってたんだよね」(by派遣先ボス)

 ・・・・いやあ、いやあ、なんとなくわかってましたけど、感じていましたけど・・・。うーん、うーん、「今だから言える」というのはいいこと、なんだよなあ。「化けたよなあ、ホント」とおほめにあずかりましたが、でも、でも、なんかショックといえばショックですよね(苦笑)。あの時の私も、頑張っていたんですよボス・・・。進路に悩んでいたんですよ、ボス・・・。

 「伸びるだけの環境は与えたから、そこにどれだけあなたの努力や素質がついてきたかだ」とほめられましたが、うーん、自分の頑張りは本当に足りないですよ。「私だって頑張ってる『つもり』なのに」というのは、頑張っていない証拠と言いますが、本当にそうだと思う。先を心配してくれる恩師がいて、根気よく指導し続けてくれた上司がいて、仲間がいて、いい環境で5年間を過ごせたと思います。

 ・・・そういえば、2年前から変わったといわれましたが、それは奇しくもSAを始めた時期とかぶります。現状を打破しようとして、行動して本当によかったな、と思います。どうしたらいいんだろう、どうやればいいんだろうと悩みながらも、歩みを止めないで本当によかったと思います。私は後の方にぐぐん、と伸びるタイプらしいので、これから先も新天地にいっても3年は我慢しないと芽が出ないと思いました。

 大前研一氏は「30になる前に大きい失敗を3つしろ」と確かおっしゃっていましたが、大きな、とはいえないまでも、修士から博士に進んだ時のあの閉塞感は、まさに大きな失敗の一つであったと思います。暗黒の時代というか、黒歴史というか・・・。でもそういう期間が、今の私を作ったと思うのでそれはそれでよかったと思います。点は絶対につながるから。どんなにつらくても、未来の自分につながるから。