めごめも!

ひとりと1匹の生活記録。

研究者の悲哀

 発表論文のコレスポンディング・オーサーの連絡先を見たのか、とある人*1からジョブ探しのメールをいただきました。英語圏の方。きっとその方も私とは面識がないし、どんな人かも知らずに、論文を読んで見て分野が近いしっていうんでメールを下さったのでしょう。仕事探しているのか、奨学金の話なのかわかりにくい文章だったので、元上司のアドバイスもあり、「仕事を探しているんですか?だったら私はそういった情報を持っていません。ごめんなさい」とメールを送っておきました。

 年齢を考えれば、結構な経歴かと思います。論文も結構あるし、本は分担も含めかなり書いているし、それほど名も通っていないけれども雑誌の編集長もやっているよう。それでも仕事がないのかあ・・・はあ。

 サイエンスの世界の、厳しさを目の当たりにした感があります。

 余談ですが、最初の論文のアジア方面のエディター・イン・チーフが、そのメールの送り主の元上司で、私が「もし(←強調)留学するならここがいいなあ」と思ったトロントにいることが判明。しかも、ここ数年ずっと携わってきた分野に近いことも判明・・・。なんつー偶然・・・。

*1:といっても私はその人を知りませんが