めごめも!

ひとりと1匹の生活記録。

ワーキングマザーを持ったこどもの視点から

悩み―女性科学者のスペース2

小さいうちからママと離ればなれのストレスの可能性が高いのかな、なんて不安に思うのがワーキングマザーってもんなのでした…

 時々訪問するブログにて。

 ワーキングマザーの方々の、こういった悩みを目にするたびに思います。「大丈夫」って。ゼロ歳から保育園に預けられて、学童に行って、カギっ子だったけど、小さい頃は母には懐かず、父にばかり懐いていたらしいけど、こうして無事にしっかりと育っていますよ、って。まあ、安易に私なんぞが大丈夫なんて言っていいのか・・・?余計なことなんじゃないのか・・・?というのはありますが(苦笑)。

 1年前のエントリーでも書いていますが、親の側からしてみたら、「子ども、かわいそう?」と時々不安になるかもしれないけど、そうやって育った「子ども」側にしてみたらそうやって育つことで得られた色々なつながりや体験って貴重だった、だからこそ今の私がある、って思う事の方が大きかったりします。私の幼馴染3人とそういう話になったとき、皆が皆、そう言っていました。N=4じゃ説得力、ないかなあ。あ、こちらのエントリーにも幼馴染関連の記述はあります。

 でも私は、何度でも声を大にしていいますよ。共働きの両親に育てられて、保育園に預けられて、学童に行って、私は両親に、祖父母に、親戚に感謝しています。当時、そういう子は珍しかったし、可哀そうとか親は色々言われただろうけど、それにもめげずにああいった育て方をしてくれて、本当に私は幸せだったと思う。友達歴=年齢、なんて関係は保育園に行かなかったらなかったものです。あの幼馴染たちに出会っていなかったと思うと・・・そんなこと考えたくないですね。本当に両親には感謝します。よく3歳児神話とかありますけど、幼馴染を見てる限り「そんなことは迷信だ」と言い切れるだけの、素敵な尊敬できる友人たちです。私も子どもができたら働かなくても保育園に預けたいですよ、ゼロ歳から*1

 最近、ワーキングマザーは増えていますが、ワーキングマザーに育てられたワーキングマザーって少ないのかも、と思います。世代的に母親が専業主婦って人がまだまだ多かったですしね。私の周りも幼稚園出身の子が多くて、家に帰ればお母さんがいるって友達の方が、小学校・中学校の時は多かったしなあ。だから、ちょっとトラックバックしてみました。自信持って、ばりばり活躍していただきたいものです。その活躍と、活躍しながらも惜しげなく注いだ愛情は、子どもにとってはその時寂しい思いをすることがあっても「自分のバックグラウンドに対する誇り」として、しっかりインプットされているから。

 ・・・・もちろん私みたいな面倒くさい人間がひとり出来上がってしまうという危惧はありますが・・・。ま、大学院5年間で社会に貢献したし、それなりに色々頑張ったと思うので、使えない人間ではない(と信じたい)から、大目に見てください〜。

*1:全く予定がないのですが。