めごめも!

ひとりと1匹の生活記録。

結果を残さなければ意味がない

 自分が「今のところ」本当にこれはお勧めだよなあというセミナーや、グループや、コスメや、本や、色々なモノやコトを勧めても、あまり反応が良くないことが多々あります。セミナーの案内とか、メール1本コピペ30秒だし色々面白い情報だけは豊富なので、流そうと思えば流せます。こんな大した時間もとらないようなこと「時間がない」なんて言い訳するほど無能ではないので(有能なわけでもないけど)。でも、それにしたって情報を流すことに対して周りは一体どう思っているんだろう。。。と最近知らせを出すことを躊躇していました。そんな話をとあるお方たちにしたら「そういうのは反応を期待しちゃだめなんだよ!!」とお叱りを受けたのですが・・・。いや、ありがたいと思ってもらっていたり、別に何も感じないならいいですけど逆に「出しゃばって」とかネガティブにとられていたら結構ショックなんですよねー。行動や言動の割に繊細なもので・・・。

 逆に思うのですが、そういったお勧めのモノやコトの情報を流して「お勧めだよ〜」って言って、「この人が言うなら!!」って思ってもらえるのは、その人がそれなりの結果を出しているからなんだと思います。簡単にいえば肌のきれいな人に薦められた化粧品なら使ってみようと思うけど、肌が荒れてる人にいくら「この化粧品いいよ!!」と言われたって、使う気になんてならない、って話です。

 つまり、私は自分のお勧めを他人に勧めてすんなり肯定してもらえるほど、人間ができているわけでも結果を残しているわけでもないんだーってことです。あ〜、結果は自分で言うのもなんですがそれなりに残したので、やっぱり人間性に問題ありなんでしょうね(苦笑)。苦笑とか言ってる場合じゃなくて・・・。

 これは、自分の属する組織に対する欠点の指摘とか、物事の提案とかそういうことも当てはまります。今の会社にも、新人には新人なりの、不満も不平もあるし欠点もそれなりに分析できます。前にいた派遣先ラボも、今の日本の大学院教育ではトップレベルと言いながらも、4年半いた学生なりの、不満も不平もあるし欠点も分析できています。ただ同じように不平不満があっても欠点を指摘しても、「入って2カ月やそこらの新人」と「4年半いて結果を残した卒業生」とでは、全く影響力も違うんですよね。多分派遣先ラボでも「4年半いてロクに結果を残さなかった卒業生」では、全く影響力は異なります。もちろん、「4年半いて結果を残した」からって鼻の穴膨らませて天狗になって影響力ばかり行使していたら疎まれます。そういうアホな失敗は数えるほどしてきました。私、この辺の距離感をすぐにつかめるほど有能じゃないですから。

 それでも、結果を残さなければ意味がない。ポジティブな提案もネガティブな提案もそれを提案できるだけの、「自分の後ろにあるもの」を作ってからでないと意味がない。自分の後ろにあるものが貧弱な状態で提案しても、それは単に「わがまま」でしかないから。そういう後ろにあるものがない状態で、誰かに納得してもらえるだけの人間性は、私にはないから。

 焦っちゃいけないのはわかっていますが、10年近く「まとめ役」をやり続けた私の実感です。自分についてきてもらえるようになるためには、それに裏打ちされた信頼の実績がないと、信頼できるだけの結果を残していないとだめなんですよね。結果を残さずについてきてもらえるだけの人間力もつけたい。あーまだまだだなー。お勧め情報の話から拡散しましたが、この停滞期に文章で何か発信してないとしんどいのだー。