めごめも!

ひとりと1匹の生活記録。

ヘヴンリーブルー(再読)

4087463915ヘヴンリー・ブルー (集英社文庫)
集英社 2009-01-20

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 最初に読んだときの感想はこちら。

 はい。そういうわけで、朝から通勤途中に分けもなく悲しくなり、今日はダメだなあと思っていたら本当に、勤務中にわけもなく泣きたくなり、「これはもう、強制的に大泣きするしかない!!」というわけで、手に取りました、村山由佳様。効果はてきめんです。

 一連のシリーズを読んで思うことは、いつもあまり変わりません。結局、色々なことを自分ひとりで人間は解決しないといけないんだってこと。誰かの助けを借りても、最終的には自分の心一つなんだってこと。醜い感情があっても、過去を後悔しても、全部それを抱えて生きていくしかないってこと。

 人生なんて、成功よりも失敗の方が数としては多いと思うから、そういう失敗も何もかも、抱えて味わい深い人間になれたらなと思います。