20代でファーストキャリアを築ける人、築けない人 若鍋 孝司 ファーストプレス 2008-04-19 by G-Tools |
第1章 なぜ、就職してすぐの三年間が重要なのか
「他人の芝生」はうらやましい
本当に、「できる若者」は三年で辞めるのか
ファーストキャリア期の過ごし方
新たな視点を獲得する
第2章 ファーストキャリアを築くためのステップ
どんな環境でも、自ら成長する
会社が求めるのは、自ら成長する自立型人材
自分軸を手放せない若者
テトリスを実行せよ
自分の「成長の鍵」を見つけ出せ
成長の鍵はステージで変わる
オンリーワンよりナンバーワンを目指せ
第3章 「自ら育つ」ための行動を決定づける八つの視点
視点1◆”できるか、できないか”ではなく、”やるか、やらないか”
視点2◆何をするかではなく、誰とやるかを大切にする
視点3◆目的にのみ忠実であれ。手段は無限にある
視点4◆「よい」というレベルではなく、「心を揺さぶる」ということを追求する
視点5◆異質と多様性を価値とする
視点6◆結果から学び、新たな結果を得る
視点7◆すべての原因は自分に帰する
視点8◆大義を持った冒険をし続ける
第4章 ファーストキャリアを築くために明日からできること
考動01◆同期に勝つことから考える
考動02◆”集中”の力を活かす
考動03◆どうしても勝てないライバルは仲間にする
考動04◆誰かの期待に応え続ける
考動05◆他人が考えないことをひねり出す
考動06◆偶然こそ”必然的”に起こる物
考動07◆プロとして仕事に臨む
考動08◆y=2xの曲線で成長する
考動09◆日系を読みつづけることに意味がある
考動10◆ジャンルを問わずに、貪欲に読む
考動11◆「質問」は人を成長させる
考動12◆ビジョンと戦略的思考の両方を持つ
考動13◆戦いを略して”進むべき道”を拓く
考動14◆OFFしなくていいときに休むな
考動15◆思考を停止させない
考動16◆全開でチェックする習慣を身につける
考動17◆発想力と表現力を鍛える
考動18◆右脳と左脳を別々に動かす
考動19◆人の助けで、成果を10倍アップさせる
考動20◆よい問いを立て、よき捉え方をする
考動21◆”yes, and”で、機能と違う自分をつくる
うーん、目次書いただけで中身がまるわかりのような・・・。納得出来る部分は結構あったのですが、考動18で右脳左脳がでてきたのはちょっといただけない感じです。それ以外は似たようなことがいろいろな自己啓発本で書いてあるので似たような感じ。今日もう1冊読んだ他の本では、どちらかというと考動21が強調されていた感じでした。
あと、いつも思うんですけど、成功した方って大抵、偶然が必然だとか、過去の失敗があったから今があるって言うんですよね。有名所は私が好きなSteve JobsのStanford大学でのスピーチね。やっぱりそういうものの考え方ができないと上には登れないのかなあ・・・。
色々共感する部分はあったのですが、個人的に今気になっていることは視点1の”できるか、できないか”ではなく、”やるか、やらないか”ってことなんですよね。これ、すごい大きい。自分自身できるかできないかの2択で考えることがとても多くて、でも実際一歩踏み出して何かを実行してみると、できるかできないかより一歩踏み出して実行するかしないかのほうが本当に大きい気がします。