めごめも!

ひとりと1匹の生活記録。

グズと上手につき合うコツ

4883998770グズと上手につき合うコツ
司馬 理英子
すばる舎 2010-01-19

by G-Tools

 ・・・割と衝撃的なタイトルですよね・・・。ちょっと色々あってこの系統の、ADHD関連の書籍を読もうと思ったのですが、タイトルも衝撃的だったのでついついアマゾンでぽちってしまいました。

第1章 それぞれ顔が違うように、脳にも「個性」がある
第2章 「片づけられない」「ついうっかり」はこの手で解決!
第3章 「要領の悪い私」を卒業するヒント
第4章 人間関係がうまくいく、ほどよい距離の見つけ方
第5章 「グズな私」だから愛される生き方だってあります

 私自身、「障害」まではいかないものの、ADHD的な要素があるなあと思っているので、ずいぶん自分自身の参考になりました(苦笑)。誰でもADHD的な要素は一つくらいあるもんだと思います。それが「障害」とまではいかないのは、小さいころから現在までの生活の中でその要素を補うべく、対処行動が身についているからで、その対処行動がうまく身に付かないと社会の中で生きにくいだろうなあ・・・と思います。特にADDの方はケアレスミスが多いので、お金は扱えない、人命にかかわる仕事はできない、危険物を扱う仕事はできない・・・と色々と制限があると思うので、生きていく糧を見つけること自体が大変かも・・・。

 私自身は、ぼーっとしてるし、忘れっぽいし、ケアレスミスは多いし、マルチタスクは苦手だし、片付けられないし、集中力に乏しいし、先延ばし傾向あるし・・・とばっちり色々当てはまるわけですが、対処行動でなんとか補っているのと、このADHD的要素にプラスして結構な心配性・不安症であるがために、特に忘れっぽいとかケアレスミスとか集中力が補われている部分が大きいと思います。でも片付けられないので、結構「こうしてみればー?」という提案が多かったこの本は本当に私のためにあるのではないかと錯覚してしまったほどですw

 この本に提案してある方法をすべて実行して、デキルオンナに生まれ変わるかどうかはこれからの努力次第ですが、でも私もADHD的要素があるよなーと思う方には一読をお勧めします。(特に片付けられない人w)