めごめも!

ひとりと1匹の生活記録。

あれから1年

 もう、あれから1年以上がたちました。3月11日前後はどうしても振り返る気力がなくて結局今となっておりまする。

 この1年はプライベートでも仕事でも怒涛のような1年だったように思います。何よりまさか引越しするとも思わなかったし。

 地震大国のみちのく太平洋側にいるくせに地震嫌いな私は、周りに常に心配されるほど地震過敏になり、ちょっとの揺れでも起きたり、寝る前に揺れると眠れなくなったり、おかしな状況から脱するのには結局半年ほどかかってしまいました。まあ今でもできればお風呂の湯船には浸かりたくないし、ヒールの靴は極力履かないし、メガネや避難グッズなしにはどこにも行く気にもならないし、高層階の職場で揺れを感じると集中力は途切れるし、調理もなるべくガス台を使わないように心がけちゃうし、首都圏行けば滞在時間をなるべく少なくするようにしちゃうし、食べ物は切らさないように切らさないようにと思って備蓄ばかりが増えていくし、なんだかんだ言って生活全体が変わってしまったのは否めません。震度2程度までならなんとか耐えられるけど(それでも心臓バクバク)、震度3レベルがあるとちょっとパニックになりかけます・・・。絶対揺れない国に移り住みたい・・・。でも中途半端に揺れるところなら耐震レベルが高い日本で、人口的にも震災対応も大丈夫な今の場所が良い・・・(少なくとも首都圏にはもう住みたくない)。

 震災後増えた持病の薬は相変わらず減らないし、9月の大腸内視鏡の検査では「あら、炎症出てるねえ」と言われちゃうし、1〜2ヶ月に1回くらいの割合で微熱で熱発している気がするし、精神的&身体的な体調としてはなんだかなあの1年でした。そして何よりも「2010年度仕事しなさすぎでしょ!!」というくらいの怒涛の仕事が降ってきて、それをこなすだけで終ってしまったようにも思えます(それはそれでいいんですが)。常に走っていた気がするし、私は立ち止まったらそのままずるずると楽な方に流されてしまうんだということを実感した1年でもありました。なんだかねえ。

 それでもようやく本当にようやく最近、特に生活面で震災前の状態に徐々に戻ることができているかなと思います。自炊をしないとやっぱり持病の寛解には至らないと思うから、ストレス解消も兼ねてもう少し頑張りたいなと思います。

 この1年間、本当に何だったんだろう、あれは夢だったんだろうか、いや夢じゃないけど夢だったらよかった。もっとできたこともやらないといけないこともいっぱいあったんじゃないかとか、考え出したらそれはそれは止まらないですが、考えても仕方のない事なので、今目の前にあるやらなければならないことを頑張ってやっていきたいと思います。落ち着いてくると今度は自分の今後とか、更に考え出したら止まらないことになりそうだし。

 それでも「確かな未来なんて誰にもないんだ」ともう嫌というほど身をもって体感したので、これからこの激動の時代をどうやってサバイバルしていくか、そろそろ考えて仕事なり何なりしていかないといけないなあと思う今日この頃です。

 なんかまとまらない・・・。ともかく、首都圏には住みたくない!生活が変わった!変化についていかなければ!生き残らなければ!って感じでしょうか(苦笑)。