めごめも!

ひとりと1匹の生活記録。

追悼:中村勘三郎

 中村勘三郎さんの追悼番組をみて、私はこんなに惜しまれて死ぬことができるんだろうかと思う。その人の生き方って、その人が死ぬ時にでるんだよなぁ。業績や功績も死ぬ時の惜しまれ具合と、その後どれだけの人にどれだけ長く記憶していてもらえるかなんじゃないかなと思う。それにしたって早すぎる。

 今、私が死んでも惜しまれないし、誰の記憶からもすぐに消えてしまう。まぁそれもそれでいいかなと思うけど、でもそれじゃあまりにも虚しいなぁと思うから、まだ死ねない。業績や功績は残すことはできないから、多くの人の記憶からはすぐに忘れ去られてしまうと思うけど、だからこそでもせめて、沢山の人に惜しまれながら天に召されたいな、と思う。

 中村勘三郎さん、ご冥福をお祈りします。