めごめも!

ひとりと1匹の生活記録。

Association of Long-term, Low-Intensity Smoking With All-Cause and Cause-Specific Mortality in the National Institutes of Health–AARP Diet and Health Study

アメリカの52歳から82歳を対象にした約30万人のコホートで、1日の喫煙本数が10本未満の喫煙者の全死亡、死因別死亡リスクについて解析したもの。まあ結論としては少量であっても喫煙はよろしくなくて、特に肺がん死亡リスクが(私が思っていたよりも)上昇するし、呼吸器系の疾患での死亡も上昇するし、循環器系疾患でも上昇するんだけど、循環器系は思っていたよりも相対リスクは小さい数字でした。で、やっぱり早くやめればやめるほど死亡リスクは小さくなるからはよやめなされ、って感じですね。だからほとんど吸わないから平気平気というのは通用しないみたいですよ。ちゃんと結論にどんなに本数が少なくともすべての喫煙者は禁煙の対象にすべき、って書いてありますしねー。肩身が狭いというよりも、副流煙の問題も大きくて、少しだってこんなに吸ってる本人の死亡リスクも上げるんだから、周りのリスクだって上げるわけで、やっぱり他人に健康影響与えるくらいなら禁煙しましょうねってことなんでしょうね。

www.ncbi.nlm.nih.gov