他の薬の効果を調べるトライアルのデータを使って、体重の変動と冠動脈疾患リスクを解析したもの。意外にこういうデータ(+血液データとか詳細なデータ付き)がなかったようで、1万ちょっとの対象者数でNEJMというトップジャーナルに載ってます。体重変動が大きいほうが冠動脈疾患リスクが高いということで、まあそうだよなーと思いました。新しいところは、他の冠動脈疾患のリスクと独立していた、っていう点でしょうか。
んで、気になるのがこれ、変動の「絶対値」なんですよね。ということは、増加も減少も両方なんですよね。なんかディスカッションとかでは、減少については少ししか触れてなくて、どれくらいあったのか、層別化の結果張るのかとかは不明なような・・・。ごまかされたんでしょうか。むむむ・・・・。
Body-Weight Fluctuations and Outcomes in Coronary Disease.
www.ncbi.nlm.nih.gov