めごめも!

ひとりと1匹の生活記録。

SLEの死亡率、55年の移り変わり

SLE(全身性エリテマトーデス)という、日本では特定疾患に指定されている疾病のアメリカでの死亡率の推移です。SLEは昔は死亡率が高かったのですが、今ではよい治療法が発見されて、死亡率事態は改善しています。しかしながら、SLE死亡率は減少しているものの、依然として非SLE死亡率に比べて高いままであり、有意な性別、人種差、地域格差が残っているようです。これはそもそも女性の罹患が圧倒的に多く、白人よりも有色人種の罹患が多いことなども影響していると考えられるのですが、地域格差については貧困などが治療に影響を及ぼしていることも考えられるのではないかとのこと。


46-Year Trends in Systemic Lupus Erythematosus Mortality in the United States, 1968 to 2013: A Nationwide Population-Based Study.
www.ncbi.nlm.nih.gov

難病情報センター | 全身性エリテマトーデス(SLE)(指定難病49)