少しだけど増えてるんですってよ・・・・。
確かに自殺企図って自殺のリスクではあるんですが、自殺が男性と高齢者が多いのに対して自殺企図って女性の若年に多いんですよね。だから自殺企図をしていても危ないけど自殺企図をしていなくても危ない。でも自殺企図リスクと自殺リスクで共通するものもあって、それは経済状況が悪かったり、離婚していたりシングルだったり、無職だったり。なんで自殺企図と自殺リスクが相反する対象なんだろうという原因を探るのも必要かもしれないけど、この重なっているリスクに重点を置いて政策をたてていくのも大切だなと思いました。
余談だけど、このコホートはアルコール中毒とかそいう精神疾患解明のためのコホートのデータを使っているみたい。自己回答がこの研究の限界とはいいつつも、回答率が7割とかなりいいし、日本でもちゃんとそういう追跡調査とかした方がよいですよね。なんといっても、アメリカの2倍の自殺率なんだから・・・。
National Trends in Suicide Attempts Among Adults in the United States.
www.ncbi.nlm.nih.gov
