詳しい論文の内容は最後のリンク先が日本語でわかりやすいので、そちらをお読みください。病理医じゃないからわからないんですが、乳がんのリンパ節転移の鑑別は、この経験年数の病理医たちでどの程度の難易度なのか、というのがまず気になる点。そしてこのAIはこの病理標本の対象ではこれだけの精度を示すことができたけれど、それは有無がちゃんと規定されていたテスト標本だからであって、実際の診断が求められる臨床場面ではどの程度の精度が実際可能になるのかがわからないのと、他のがんではどうなるのかが気になるところ。
病理医は足りてないみたいだから、AIとの役割分担でうまく不足が補えるといいなと思いますが、病理医の方々はどう思っているのか。まあ、乳がんのリンパ節転移の判別だけが病理医の仕事じゃないですしねぇ。
Diagnostic Assessment of Deep Learning Algorithms for Detection of Lymph Node Metastases in Women With Breast Cancer
詳しいのはこちら。