やせましょうってことですけどね・・・。
156のメタアナから、84の産科・婦人科アウトカムと肥満の関連出しているので、産科・婦人科系で肥満の関連が気になったらまずこの論文読めば事足りるんじゃないかなって思う論文です。しかし、156のメタアナからひっぱってくるって、個人的には文献の山に囲まれているイメージしかなくて、やりたくない仕事ですが・・・。
強い関連があったのは11のアウトカム（子宮内膜がん、卵巣がん、出産前のうつ、トータルと緊急の帝王切開、子癇前症、致死的な巨大児、低いアプガースコア）だった。これらのリスクが、介入して体重が減少したりBMIを下げたりしてリスクが下がるかというと、それはアウトカムによる（そもそも研究としてそのような介入後のアウトカム評価が行われていない疾病もあるということも含めて）。肥満や体重増加と、関連としては弱いだろうというのは、子宮内膜がん死亡や、子宮頸がん罹患、不安、感染症など。
Obesity and gynaecological and obstetric conditions: umbrella review of the literature.
www.ncbi.nlm.nih.gov
