めごめも!

ひとりと1匹の生活記録。

ボストン美術館の至宝展-東西の名品、珠玉のコレクション

名古屋ボストン美術館にて。2018年7月1日まで。

今年度で閉館の名古屋ボストン美術館。次の特別展で終了です。今回はエジプトから日本画のコレクションまで、幅広いコレクションがきています。個人的にここの美術家が作る動画が、私のタイミングと合わない編集であまり好きではないのですが、ボストン美術館の成り立ちから、ボストン美術館に貢献した個人コレクターなどなど、興味深いお話だったので必見です。

そしてしらなかったなぁ、と思ったのが、日本に来ていたモースがボストン美術館にコレクションを寄贈していたこと。そしてハーバードとの繋がりがかなり深いこと。まあどちらもボストンにあるから言われてみればそうなんですが、改めて知るとほほう、という感じでした。ハーバードといえば、理系というか医学系のイメージですが、ハーバードの考古部門が100年近く前にエジプトとかに調査に行って、そこで発掘して来たものがボストン美術館に収蔵されていたとは。ハーバードって考古もすごかったんや。。。

日本はどちらかといえばミュージアム関係は公的な予算で賄われて来ているし、今もその傾向が強いですが、アメリカは国というよりも個人コレクターがミュージアムと協力して私財を惜しげなく投じているんですよね。日本の財界もそういうところに投じる個人コレクターって最近はあまり聞かないのと、名古屋ボストン美術館の契約が更新されなかったように、また、最近私設のはミュージアムが結構閉鎖しれたりするのもあったので、あまりこういったミュージアム関係にもっとうまく私財を投じるお金持ちが増えればいいのになぁ、と思います。寄付文化の違いなんでしょうか。