腹部大動脈瘤検診は、死亡率を下げる報告と下げない報告と両方あったみたいなんですが、スウェーデンで大規模コホートやってみましたよ、という研究。しかしこれはコホート研究でいいんだろうか・・・?検診をした地域としていない地域の死亡率を比較しているんですが、特にプロペンシティスコアマッチかけているわけでもなく、単純に2群比較です。曝露の違いだからいいのかな・・・?
とりあえず、検診やった群は発生率が上がっている(当たり前だ)のですが、死亡率は両群に有意差なし。どうやら検診の有無よりもタバコがきいているよう、というディスカッションの論調なんですが、そんなものなのか。
Benefits and harms of screening men for abdominal aortic aneurysm in Sweden: a registry-based cohort study.
www.ncbi.nlm.nih.gov