めごめも!

ひとりと1匹の生活記録。

医師のバーンアウトについてのメタアナリシス

ふーん、バーンアウトのメタアナかあ・・・。と思って読んで見たんですが、まあどうみたってばらつきが大きすぎる。有病率が0-85%って色々おかしいと思う・・・。アブスト読んで約8割の研究が、バージョンは違えどMaslach Burnout Inventoryで評価しているみたいなんで、「おおー評価するものが結構統一されてるんじゃん!」と期待したんですが、バージョンが違ったりカットオフのポイントが違ったり、下位尺度がいくつかあるので、それごとに違ったり・・・・。尺度が統一されているはずが、定義が全然統一されておらず・・・。あとは、調査対象となる集団が診療科ごとだったりするので、そういうばらつきもかなりある感じですね・・・。国や地域、診療科ごとに一定の傾向があればいいんですが、全部下位尺度やカットオフが異なると違う・・・・。なんだこれは・・・・。

こんなにたくさん研究引用していて結論が「バーンアウトの定義をしっかりすることと、医師の職業的ストレスの影響を評価するための測定ツールの標準化が重要」って・・・・。

Prevalence of Burnout Among Physicians: A Systematic Review.
www.ncbi.nlm.nih.gov