めごめも!

ひとりと1匹の生活記録。

アメリカの職業別自殺リスク

アメリカのCDCが発表しているMorbidity and Mortality Weekly Report(MMWR)から。2012年と2015年の比較。職業別の自殺リスクが、男女とも1位は2012年と2015年と変わらない上にどちらも増えているけど、2位以下は増えたり減ったりというのがなんというか、味わい深い感じです。あと男女でリスクが増える職業に差があるというのも・・・。ちなみにざっくりというと、男女とも上位8位以内にあがっている職業はこんな感じ(順位は2015年)。アート・スポーツ・メディア系(Arts, Design, Entertainment, Sports, and Media) 男2位、女1位、製造業(Production) 男5位、女7位、保安業(Protective Service) 男6位、女2位、医療関係者(Health Care Practitioners and Technical) 男8位、女6位。さらに興味深いのは、医療関係は男が増えて女は減ってるんですよね。表2の数字だけ見ると突出して女性の中では高いんですが、それだけ女性の従事者が多いというだけのようで。

男女でつく職業の割合が違うので、結構色々ぎょっとします。日本でも多分できる比較だとは思うんですが、厚労省はこういうデータは出していないので、まあチャンスといえばチャンスですかね。

Suicide Rates by Major Occupational Group — 17 States, 2012 and 2015
Weekly / November 16, 2018 / 67(45);1253–1260
www.cdc.gov

m3読める方はこちらのほうが読みやすいと思います。

自殺率が最も高い職業は?ー米調査
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