めごめも!

ひとりと1匹の生活記録。

不活発は認知症発症リスクになるか

メタアナ。不活発だと認知症になりやすいと言われているけど、認知症まで断定できなくてもそれっぽい症状が出ることで不活発になってその後認知症が発症することにより、見かけ上不活発な人の認知症発症リスクが上がるっていう因果の逆転をなくすために、10年以内の発症と10年後以降の発症と分けて解析しています。どうやら対象は欧米だけみたい。

10年以内の発症はやっぱり認知症のリスクが上がっているんだけど、10年以降の解析だけ見ると別に発症リスクは上がっていない。一方で、循環器疾患はどちらも発症リスクが上がっているので、どうも不活発なだけでは認知症のリスクが上がると言うことはなさそう、そして、認知症の前に心血管代謝疾患を発症した人では認知症リスク上昇の傾向が見られたそうで、なんか個人的な印象としては、結局血管詰まることが認知症リスク何じゃあ・・・と思いました。あ、ただこの研究では。不活発は身体活動全般から出しているっぽいので、前から言われているウォーキングは認知症リスクを下げるという話(つまり特定の運動週間が認知症の発症を予防するかもという話)は否定されるかというとちょっとそれはわからないなーと思いました。

Physical inactivity, cardiometabolic disease, and risk of dementia: an individual-participant meta-analysis.
www.ncbi.nlm.nih.gov

「不活発だと認知症になりやすい」わけではない?
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