めごめも!

ひとりと1匹の生活記録。

英国の砂糖削減プログラムの効果

英国政府の砂糖削減プログラムの効果を国民栄養調査の体重から推定して算出した研究。砂糖削減プログラムはどうするかというと、砂糖が多く含まれる食品(ジュースとかヨーグルトとか)について、製品に含まれる砂糖を減らす、ポーションサイズを小さくする、販売する製品(販促をする製品)を低糖の製品にシフトする、という3つのメカニズムで摂取する砂糖を減らしていこうというプログラム。同じ事、多分欧米は塩でもやってるんだなあ・・・。

このプログラムを実施することで、肥満者は、4-10歳5.5%、11-18歳2.2%、19-80歳5.5%減少すると推定されるそうで、これにより、使われる医療費も減り、糖尿病の罹患者なども減少するであろうとのこと。こうやって全体にあみかけちゃうと全体の平均値自体の減少の幅は大きくなくても、全体に効果があるから医療費とかの削減効果が結構大きい、ポピュレーション戦略そのものですよね。

Estimating the potential impact of the UK government's sugar reduction programme on child and adult health: modelling study.
www.ncbi.nlm.nih.gov