フラミンガムからの報告。レジェンドコホート強いわあ・・・って感じです。
血漿中のタウ濃度が、認知課題の成績、海馬萎縮、神経原線維の変化、微小梗塞のリスク、アルツハイマー型認知症発症リスク増加と関連していたってお話なんですが、気になるのは血漿タウ濃度が脳脊髄液のタウ濃度より強い関連を示していて、血漿タウ濃度と脳脊髄液のタウ濃度には弱い関連しかないっていうこと。これは脳脊髄液のタウよりも血漿中のタウの方がよくアルツハイマー発症を予測するってことなんだろうか・・・先行研究どうなっているんだろう・・・っていうかタウって血漿もいけるのね・・・。とか色々と専門がいすぎてハテナがたくさんです。
あと、「Framingham Heart Study with replication in the Memento study」っていうのがすっごくすっごくわかりにくい。Mementoコホートってフランスで認知症研究のコホートがあるみたいなんですが、一部それのデータもreplicationしてるみたいなんですが・・・。多分サプリメントに詳細が書いてあるとは思うけど、このMementoコホートで解析した分の詳細がよくわからないです。なんでそんな面倒なことしたんだろう・・・。フラミンガムだけでも十分説得力合ったと思うんだけどな・・・。
Assessment of Plasma Total Tau Level as a Predictive Biomarker for Dementia and Related Endophenotypes.
www.ncbi.nlm.nih.gov
アブストの日本語訳はこちら。
bibgraph.hpcr.jp