めごめも!

ひとりと1匹の生活記録。

ベンゾジアゼピンと全死亡リスク

アメリカのデータベースを使った250万人のコホート研究。プロペンシティマッチかけてこの数ですからね。。。比較してるのは病院に行ってベンゾジアゼピンを処方されている人たちと、病院に行ったけど処方されてない人たち。プロペンシティスコアでは、喫煙歴、肥満、既往歴、年齢、処方薬の種類がマッチングされているようです。

結果としては、半年後の追跡で有意な死亡率の上昇なし。それ以上の追跡は四年後までやっていて、四年後だと5%の有意な上昇。ほかに、65歳未満、短期処方で上昇。

とはいえ、先行研究に比べても死亡リスク上昇は値としては少なかったことから、半年で有意な上昇なし、で結論押してる感じ。それ以降の追跡や層別化で有意差が出たことは残余交絡の可能性が、っていってるけど、うーむ。まあ、主だった生活習慣がカバーされているわけじゃないしなぁ。あと、全死亡なので、死因別がきになるところです。

Benzodiazepines and risk of all cause mortality in adults: cohort study