めごめも!

ひとりと1匹の生活記録。

オピオイドの過剰摂取死亡と臓器移植ドナーの増加

ええー嘘ですやろ・・・と思ったら、どんどんオピオイド過剰摂取死亡のドナーが増えているようで・・・。ついでに肝炎ウイルス持つドナーも増えているようで・・・。このあたりは標準化死亡比とってもそこまで変わらないからいいの、という言い方も出来ることは出来ると思うんですが、なんかうむむむーという論文でした。アメリカのオピオイド中毒は本当に根深い問題ですね・・・。アメリカ映画見てると結構オピオイド中毒の主人公とか出演者出てきます。

The Drug Overdose Epidemic and Deceased-Donor Transplantation in the United States: A National Registry Study.
www.ncbi.nlm.nih.gov

smorky.hatenablog.com

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ビタミンDサプリメント摂取と糖尿病罹患リスク

まあどうせ関係ないんだろうなあ・・・ビタミンDってことごとく関連なしだよねえ・・・と思っていたらやっぱり関連なし。カプランマイヤー曲線見ると、2~3年目はリスク低下しているけど、4年目で元に戻る感じ。なんでだろう?層別化解析の結果もBMI30以下とカルシウムサプリ摂取がなかった人でリスク低下が出ているけど、他は信頼区間が1またいでいるし、by Chanceな感じがします。それなりにサンプルサイズも大きくて(2400人程度)、しかも血糖高めの糖尿病リスクが高めの人たちでやってこれなので、一般で介入するのはちょっとコストに見合ってないのでここで打ち止めのような気もします・・・。

www.ncbi.nlm.nih.gov

こちらのサイトでも、根拠は実験室レベルって書いてある。
www.ejim.ncgg.go.jp

炭水化物の質についての健康影響

前向きコホートとRCTのメタアナ。炭水化物はカロリーより質が重要という話があるそうで、食物繊維、全粉粒穀物GI値についてそれぞれ検討しています。うーん、食物繊維以外は思ったほどきれいに出ないって言うか、あんまり意味なさそう。一応全粉粒はよさそうではあるけれど、個々の指標がRCTでそこまでさがっているわけではないし・・・。ただ、そもそもどの程度しっかりこれらの指標を測定しているか(食物繊維も水溶性とそうじゃないのがあるわけで)、とか個々の研究のばらつきが大きかったり色々問題もあると思うので、一応決着がついたかなと思いつつも、測定法次第な気もします・・・。RCTもどこまで対照と介入がしっかり分けられているかって言うのが個々の研究見ないとわかりませんしねえ・・・。とりあえず食物繊維とれてれば良さそうな感じがしなくもないです。

www.ncbi.nlm.nih.gov

dm-net.co.jp

小さな恋の歌

友達が「いいよ!」って勧めてたんですが、よかったです。ぼろぼろ泣いてしまいました。モンゴル800って、大学生?院生?の頃よく聞いてて、私には珍しく邦楽でアルバム持っているんですよねー。そうか、こういう話になるのか、そしてこういう最後か、と割とどんでん返しだった気がします。

eiga.com

なぜ女性は手術トレーニングから去るのか

読んでみたものの、質的研究って全く読み慣れなくて全然意味わかりませんでした・・・。そもそもLancetが質的研究を掲載させる事ってそうそうないので、それだけこの問題は欧米でも大きな問題なのでしょう(これはオーストラリアの研究だけれども)。一方日本でこういう研究がされているかって言うとあんまりされてなくて、医療界は女性は結婚妊娠出産でやめるから働き手として・・・みたなこといって東京医大問題みたいなことになって、必要悪だとか言う前にやることもっといっぱいあるだろ、って思いました。

Why do women leave surgical training? A qualitative and feminist study.
www.ncbi.nlm.nih.gov

シングルファザーの死亡リスク

まあ、シングルマザーと結婚している父親と比べてもどっちも高いって話です。男女で死亡リスク比べると男性の方が高いし(平均寿命とか見ても男性の方が短い)、そもそも男性は離婚・死別で死亡リスクが女性よりあがるんですよね。なのでまあ結果としても妥当なんですが、シングルパパってことは残された子どももいるわけで・・・。そのケアをどうしていくかってところもあるかと思います。

これはカナダの研究なのですが、日本の場合はさらに頼るところも男性は少なそうだし、もっと死亡率高いんじゃないかな・・・とか思ったりしました。

Mortality in single fathers compared with single mothers and partnered parents: a population-based cohort study
www.ncbi.nlm.nih.gov

国の研究資金の配分の男女差

大事な論文なんだけど、普段と経路が全く違うから、用語の使い方からしていいのかちょっと自信ないですね・・・。

どちらにしても、カナダの政府研究資金のデータを分析したら、女性研究者の応募の方が男性研究者の応募よりも採択される割合が低かったのとのこと。そしてその低さは、主任研究者としての女性の評価が低いことで、女性研究者が提案する研究の質が低いことではないとのこと。この結論を出すデータの議論が読んでも読んでもよくわからないのと、どのデータから出してるのかいまいちよくわからないのと、そもそも本文中の「Success」とは何を示すのかがよくわからない(単に助成金が採択されることなのか、助成金採択後の研究成果の質まで含まれるのか)がよく読み取れないのと、カナダの公的資金の採択方法がよくわからないので、色々疑問だらけです。

ただ、日本の科研費でもこういう研究できるんじゃないかなあと思ったりしました。あと、うまく読み取れなかったんだけど、たぶん評価者に無意識の性別に対するバイアスがあるみたいなことが書いてあって、確かにそれは私もあると思うんです。それは無意識すぎて、男性側はたぶん問題だと思っていない、だからこそ、アファーマティブアクションが大事なんだろうな、と思ったりしました。

Are gender gaps due to evaluations of the applicant or the science? A natural experiment at a national funding agency.
www.ncbi.nlm.nih.gov