めごめも!

ひとりと1匹の生活記録。

2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

かぜによる咳に効く薬

エビデンス的には、研究の質が低くてないに等しいみたいですわよ・・・?奥様・・・・。そして小児への推奨はハチミツ・・・・。まじかよ、と思いましたが確かに書いてあるよ・・・。以下、Recommendationのまとめを約したもの。 ========= 1. 成人と小児の…

喫煙・飲酒と見た目の年齢

タバコすってると見た目が老けやすいとか、時々女性美容雑誌で見るような気がするけど、じゃあ実際どうなの?っていうことで、アルコールと喫煙が4つの目に見える年齢関連の徴候(弓状角膜、眼瞼黄色腫、フランク徴候、男性型脱毛症)に関連するか調査した前…

循環器疾患検診の介入試験

デンマーク男性5万人に対して、腹部大動脈瘤、末梢動脈疾患、高血圧のスクリーニングをする群、しない群に割り付けてその後5年ほど追跡調査。5万人の介入・・・・。全死亡リスクは有意に減少。糖尿病、脳内出血、腎不全、がんの発症率は、群間差なし。先…

紙巻たばこ、葉巻タバコ、パイプタバコと死亡リスク@US

まあ、全部あがるんですけどね、リスク。特に紙巻タバコは、全死亡、タバコ関連がん、肺がん、口腔がん、循環器死亡、心血管死亡、脳血管死亡、呼吸器、COPD、糖尿と全部上げます。日常的にすっていても、日常的ではなくてもすっているという人でも、現在喫…

オメガ3脂肪酸の心血管予防についてのメタアナ

前にも違うメタアナ読みましたが、新しいこちらのメタアナもきれいに、ほんとーにきれいに有意差なし。もしかしたらスタチン使用で結果が変わるかもとか色々言われていたけど、性別、スタチン使用、循環器疾患既往の有無、糖尿病既往の有無、HDLとかコレステ…

前立腺がんの悪性度と診断までの期間

すっごいわかりにくいんですが、PSAが詳細検査対象外の値だった人たち(PSA値3-10ng/mL)を対象に、その後のがんの悪性度と発見までの時間を見ている研究です。PSAの増加からがん診断までの所要期間が長いと、がん診断時に悪性度が高くなるようなんですが、3…

大腸がんの便中の新規バイオマーカー

あんまりこういう検査系の論文読まないのでちょっと難しかったです。便潜血じゃなくて他のバイオマーカーを組み合わせることで便潜血検査以上に感度特異度があがるというもの。結構よさそうなんですが、問題は検査のお値段なんじゃないのかなーと思いました…

ウィリアム・モリス 原風景でたどるデザインの軌跡

豊橋市美術館にて、平成30年2月17日(土)~平成30年3月25日(日)豊橋市美術博物館 | Toyohashi City Museum Art & history原画もテキスタイルも本も素敵だなーと思ったのですが、キャプションで「ん?」という記述があり、お茶ついでに調べてみたらどろど…

DropboxのDドライブへの移動

なんか職場のパソコン、Cドライブをやたら小さくしてしまって圧迫してきたので移動。結構簡単でした。yossense.com

東日本大震災後の公務員のメンタルヘルス

鈴木友理子先生の論文。K6を指標にして、どういう要因の人がK6が高いのか見ています。対象になっているのは宮城県職員のうち一般行政職の約5000名で、2011年5月と10月の両方の調査に回答した約3700名が解析対象。K6は2回目調査を使っているみたいなんです…

RStudioインストール

R本体はインストールできるけど、RStudioがうまくインストールできなかったので、メモ。まずはRおよびRStudioの通常インストール方法。 qiita.comで、R本体は問題なくインストール。 問題はRStudio。 インストールしたけれども、エラーで開かぬ。 アンインス…

ハゲタカジャーナルのリスト

Beall'sリストは一時期閉鎖されたけど、匿名の誰かによってまた更新され始めた、と。あとはCabellという会社が有料でリストを公開し始めた、と。有料かあ・・・。The undercover academic keeping tabs on ‘predatory’ publishing www.nature.combeallslist…

3 years ago

今日の良かったこと ・美味しい食事はケムラン案件。うふふ。 ・3年前の昨日、我が家にやってきためご姫。最近のお気に入りは羽毛ぶとんふみふみ。ふみふみなんて、3年間しなかったじゃないか!下僕は辛いよ ・寒い。 ・また足の裏の皮膚を盛大に向いてしま…

若年層の完ぺき主義

どんな論文でっしゃろ?と読んでみたのですが、単に150本強の論文のスコアの上昇を見ただけでした・・・・。メタアナといえばメタアナだけど・・・?そして、下記の日本語記事では、『「この研究で注目されるのは、完璧主義者の増加が、30年にわたって新…

東日本大震災被害者の遷延性悲嘆障害

遷延性悲嘆障害なんて障害があるんだなあ・・・と読んでいて思いました。疾患(障害)概念としてはPTSDとかとも違うみたいで、この研究でも、PTSDの質問紙やうつの質問紙と因子分析したらしっかり分かれてました。そして研究自体は、震災の被災者で評価した…

慢性疾患予防目的のホルモン補充療法

米国予防医療作業部会(USPSTF)のレコメンデーション。エストロゲン+プロジェステロンだと、乳がん、CHD、認知症、胆のう疾患、脳梗塞、静脈血栓塞栓症、尿失禁のリスクが、エストロゲン単独では、認知症、胆のう疾患、脳梗塞、静脈血栓塞栓症、尿失禁のリ…

マンモグラフィーの過剰診断

オランダのがん登録と死亡統計を使った研究。オランダでは1988年から国レベルでがん検診を導入しているそうですが、がん検診は過剰診断の問題も指摘されているので、ごく早期で発見される乳がんが増えたのか、乳がん死亡率が減ったのか、検討しています。で…

コーヒーと健康に関する包括的レビュー

コーヒーって一般に思われているほど、健康に悪いわけじゃないんですよね。このレビューではコーヒーを飲むことでリスクがあがるのは、小児期の急性白血病、肺がん、流産、低体重出生、妊娠初期の早産、妊娠後期の早産、とのことで、割と周産期が多い模様。…

フットボール選手の死亡率

アメリカのフットボール選手の死亡率についての研究。Career選手とReplaceの選手を比較しています。Careerはスタメン、Replaceはピンポイントで使われる交代要員の選手、と理解しました。とりあえずデビューが1982年から10年間の選手に限っています。生まれ…

がん患者の就業持続

1000人ぐらいの男性がん患者の就業について追跡調査している研究です。結局のところがんの種類によって仕事を継続できているかって言うのは違うんですが、それにしても前立腺と肺がんじゃ雲泥の差・・・・。ちょっとショックですね。他には、年齢が高い、管…

春ですねー

今日の良かったこと ・ジム行ってきましたよー。 ・かけたパーマがクリクリでいい感じです。春だ。下僕は辛いよ ・時間間違えてヨガプログラムは受けられず。 ・花粉が多いのかくしゃみがたくさんです。 ・食欲が止まらない。もふもふ胸毛ももう少しで終わり…

過小と過少

Web

ちょっと混乱したので。覚書。http://xn—n8j9do164a.net/archives/5453.html

世界のがん5年生存率

なんかものすごいデータ量で、それだけで圧倒される論文です。国ごとのデータ×がん種、なのでデータの量が膨大です。Global burden of diseaseも圧倒されますが、まあ大体こんな感じだよねーと慣れてきたところだったので、また種類の違う膨大なデータで目を…

今は昔となりにけり

今日の良かったこと ・9年前の、青い博士時代にみんなで考えたスライドを見直して見て、あの時できるのかなー?なんて未来がもうすぐそこまできてることを実感するなど。荒削りだけどあのスライド今見ても惚れ惚れするわ。 ・チャレンジが凄すぎて「こりゃま…

カルシウム・ビタミンDサプリと骨折リスク

地域高齢者における、カルシウム・ビタミンDの投与と骨折リスクの関係についてのメタアナなんですが、カルシウムやビタミンDのサプリとっても、骨折リスク下がらないっぽい。というかむしろカルシウム単剤投与だと、腰部骨折増えそう(有意ではない)。な…

7年目の3月11日

今日の良かったこと ・げろりんちょもおもらしもなし! ・天気悪いと気が滅入るから天気良くて良かったです。 ・チャレンジ精神に溢れる人の話を聞くと自分も頑張ろうと思う。下僕は辛いよ ・でも便秘。にゃにか?

カメラ嫌い嫌い嫌い

今日の良かったこと ・ギリギリでひとつ仕事仕上げ。 ・有酸素やってヨガ。下僕は辛いよ ・この時期、天気悪いの嫌い。7年前の雪を思い出す。 ・ヨガやるのはいいけど体がちゃんと使えている気がしない。難しい。カメラには顔さえもむけないスタイル。

不安障害患者における抗うつ剤中止後の再発リスク

不安障害患者の再発予防トライアルのメタアナです。メタ分析には、再発を追跡(最大1年)した28の研究(n = 5233)が含まれていて、抗うつ薬の治療継続と比較して、中止は症状再発のリスクを高めたとの事。さらに再発までの時間は、抗うつ薬を中止した場合短…

ヨガやってスッキリ

今日の良かったこと ・鬱々してても仕方ないしな、とジム行って身体動かしても鬱々取れなそうだったので、ちょうどやってたヨガプログラム参加して来ました。スッキリ。 ・鬱々していた割には仕事はそれなりにはかどった気がする。下僕は辛いよ ・鬱々してい…

第二次世界大戦中の両親の疎開の子どもへの影響

いやー我ながら自分で選んでおいてびっくりなんですが、第二次世界大戦中にフィンランドからスウェーデンに疎開(移住)していた親を持つ女性は精神疾患による入院のリスクが高いんだそうな。何にびっくりしたかってそもそも、こういうことを研究できるだけ…