めごめも!

ひとりと1匹の生活記録。

「色のふしぎ」と不思議な社会 ――2020年代の「色覚」原論

献本お礼。思ってもみないきっかけで献本頂きました。私は10年以上、学生講義をするたびにエピデミックを推薦図書として紹介しているんですが、そのお話を知り合いの方のフェイスブックに書き込んだらなんと著者ご本人から「ありがとうございます!」と書き…

ある家族の近代(再読)

自分のルーツのお話。母方のルーツは典型的な関東近郊の町の農家の二男坊が、次ぐ家もなく、明治から昭和にかけての社会変化の大きかった時代を労働者として生きてきた。そんなどこにでもあるようなお話。本序盤のち密さは、著者が実際に知っている「ひと」…