めごめも!

ひとりと1匹の生活記録。

東北の群像-みちのく祈りの名宝

 東北歴史博物館にて。11月1日まで。博物館HPに割引券あり。

携帯百景(ケイタイヒャッケイ)

 久しぶりの東北歴史博物館です。エジソン展以来。あまり人がいないということは収益が・・・ということですが、これくらいの人の入りの方が個人的には落ち着いて見られるからいいんですが・・・。企画展示のカマ神*1のところは人がいなさすぎてちょっと怖かったかな(←びびり)。

 縄文時代から現代まで、「祈り」に関するモノが一堂に会している展示です。縄文時代も後期になると、「え!?こんな昔にこんなものが作られていたの?っていうかそれが出土するの!?」と驚きばかり。結構重要文化財レベルのものが、各都道府県、市町村の教育委員会保存になっていたりして、そういうところも興味深いです。ああ、そういえば、考古学、捏造した人いましたよね。あれ、どうなったんだろう。誰か本にしていた気がするから今度機会があったら読んでみよう。

 個人的には200年位前にとあるお寺から他のお寺に移った観音様と、まだとあるお寺にある仏像たちが再開したって展示。お互い向き合って展示されているのですが、鳥肌が立ちました。他には、県内のお寺や神社に奉納されている、日本刀。日本人って、トイレの神様もいるくらい、色々なところに神様がいるのですが、うん、日本刀はやっぱり美しいですよ。神が宿りますよ。神聖な感じですよ。あとは、最後に陳列されていた獅子が可愛かったです。獅子舞の獅子ってあんまりじっくりみたことないのですが、鼻の大きさとか耳が立ってたり垂れてたりと微妙に違う。耳が垂れている奴は可愛かったです。権現様っていうらしいですけど、可愛い・・・。

 市内からちょうどよい距離だし、あそこは喫茶室のご飯も古代米とか使っていて面白いし、お暇がある方は是非足を伸ばしてみてください。

*1:かまど付近の柱につける神様らしい