 | ナイチンゲールは統計学者だった!-統計の人物と歴史の物語- 丸山 健夫 日科技連出版社 2008-06-13 by G-Tools |
なかなか文章としてはわかりやすかったんですが、いかんせん話が色々なところに飛びすぎるので読みにくいです。しかも数カ月前に手をとってちょくちょくよんでいたので、余計・・・。結局最期まで読んだあと、さらにもう一度皿ーっと斜め読みするはめになりました・・・。
「統計」と「科学の発展」という意味で、確かに面白いのですが、ナイチンゲールに話が入ったり、日本語の「統計」という言葉が出来るまでの話が出てきたり、メンデルの話が出てきたり・・・とともかく色々盛り込みすぎです。しかもタイトルの「ナイチンゲールは統計学者だった！？」という部分に惹かれて読んだ自分としては、いささか消化不良です。メンデルとかの話はさておき、日本の統計の話は、言いたいことはわかるんだけど、なくても良かったと思う。もう一冊読んだナイチンゲールの話のほうが深く踏み込んでいてよかったと思います。
まあそれにしても、ナイチンゲールってすごい人ですよ。
