めごめも!

ひとりと1匹の生活記録。

アメリカの死因の変化と社会経済的状況

まだPubMedに登録されていない模様・・・。そのジャーナルのアラートでくるものにぱっと飛びつくとこうなるわけですね・・・。今までドンだけ遅れた情報を読んでいたということだろうか。

アメリカの死因が、循環器系の疾患がかなり減ってがんが増えてきているという話。とはいえ、それぞれの疾患の死亡については社会経済的状況が悪いところといいところで違いがあるし、さらに人種によっても違いがあるということで、主にこの2つの観点からこの論文では分析をしています。それにしても、黒人って色々死亡率が高くて、アジア人は低いんだけど、これってアメリカだけなんでしたっけ。カナダとか他のアメリカ大陸や、ヨーロッパもなの・・・?遺伝的な要素なのか、付随する生活習慣なのか、単に経済状況の違いなのか(SESで地区分けしているとはいえ、その地区内での状況が黒人のほうが悪い可能性がある)、なんなの・・・?元々確か糖尿病とかは単純に欧米人のBMIでリスクを考えるとアジア人にはBMIが大きすぎるからアジア基準肥満があるはずですが、同じようなことがハードアウトカムである循環器疾患死亡やがんにも言えるんでしたっけ・・・・?こういう地域差や人種差の話はどうしてもアメリカ系で目にすることが多い気がして、この疑問に答えるフォローができてません・・・・。

Socioeconomic Differences in the Epidemiologic Transition From Heart Disease to Cancer as the Leading Cause of Death in the United States, 2003 to 2015: An Observational Study
www.ncbi.nlm.nih.gov