めごめも!

ひとりと1匹の生活記録。

アメリカの医療マーケティング1997年から2016年の変化

処方薬とか疾患とか、ヘルスサービスとかそういうカテゴリ別に出されています。伸びてるのはWebなのかなーと思いきや、テレビが意外とすごかった。しかも処方薬と疾患は、2008-2012のときはテレビが落ち込みが激しかったのに、それ以上にリカバリして跳ね上がっている。処方薬はラジオと新聞が減ってきているんですが、健康サービスついてはどの媒体も大体増加~横ばいな感じでした。この差はなんなのだろう。疾患別には20年で消費者にダイレクトに広告する費用が上がっているのは糖尿病・代謝、皮膚科、痛み・中枢神経、循環器、関節、がん、呼吸器、免疫、感染症、胃腸、うつ、男性機能、避妊、眼科、月経系とまあ色々。逆に減っているのが、コレステロール、アレルギー、骨粗しょう症。この差もなんでだろう。疾患の注意喚起も年代ごとに移り変わりが結構ある感じ。

逆に、専門家向けのマーケティング費用は、どの項目も年々下がってきている感じです。これは規制が入ってきているからへって当然なんですが。

しかし、マーケティングの話がこういう医療系のトップジャーナルにのるんだなーっていうのと、専門家向けには規制が入っても一般向けにはそんなに入ってないから一般向けはどんどんマーケティング費用がかさんでいて、その中でも個人的に意外だったのはテレビにかける費用が上がってるんだなあ・・・と。まあ日本も最近、結構製薬会社の広告見るようになりましたしね。疾患の英語名がなじみがないのでさらーっと図表を見ただけですが、日本でやったらどうなのかなーとか思ったりしました。同じように変化があるのだろうか。

Medical Marketing in the United States, 1997-2016.
www.ncbi.nlm.nih.gov