めごめも!

ひとりと1匹の生活記録。

印象派からその先へ-世界に誇る吉野石膏コレクション

2019年4月9日(火)~5月26日(日)
名古屋市美術館にて。

名古屋の特別展は印象派ばっかりなんですが(笑)。

とはいえ、吉野石膏コレクション、よかったです。今回良かったのは、個人的にはユトリロローランサンですかねー。あと、名古屋市美術館の所蔵作品の企画展も今回の特別展に合わせて収蔵作品買えてあるのでよかったです。仲でも、企画展にでていたのマリー・ローランサンの絵にビビりました。ローランサンっぽくない。あれはなんだ。

名古屋の後は、兵庫、その次は東京は三菱一合美術館に巡回予定だそうです。あの建物にこのコレクション絶対会う。そして名古屋より数百円高いんだろーなー

www.art-museum.city.nagoya.jp

クイーン ヒストリー 1973-1980/クイーン ヒストリー2 1980-1991

クイーンを楽しむというかクイーンを知る感じのドキュメンタリービデオの映画館上映。どうせ音源でるから映画館で見た方がいいなーと思ってぶっ続けで2本見てきました。満足。アルバムの評価は出てくる人ごとに好みの問題もあって割れているのが興味深いところです。ビデオ上映だからライブ映像とかあんまりよくないのは残念だった。そしてこのドキュメンタリーの作成は2006年で、ポール・ロジャーズのプロジェクトと、私が「楽しかった!」と思い出に残っている、日本には2004年に来日したクイーンのミュージカルプロジェクトが言及されていたわけですが、その後のアダム・ランバートのクイーン、ボヘミアン・ラプソティの映画のヒットを、このドキュメンタリーに出てきた面々はどう思ってたんだろうか、と思うと続編が見てみたいなと思う。ちなみに私は楽しんだミュージカルプロジェクトは、はこのドキュメンタリーの中で酷評されていた(苦笑)。今は無きコマ劇でやったんだよねー。

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愛がなんだ

評判がいいので、レディースデイだし見てきました。すごい、若い女性ばっかりの映画館・・・。「わかるー」とか色々感想が聞こえてきたんだけど、個人的には壮大なホラーだと思うんですよね・・・。序盤の「未だ私はまもちゃんの彼女ではない」というナレーションと、最後の「未だ私はまもちゃんじゃない」というナレーションの対比。背筋がぞぞっとなったんですけど・・・。みんなならなかったんだろうか・・・。

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RBG 最強の85才

ビリーブー未来への大逆転ーの主人公のドキュメンタリー。微妙にビリーブとは違うんですが、いやはやこの人すごいわーというのと、この人はたぶん、旦那がどんな人であろうと一定以上の業績は残せたと思うけど、今の立場があるのは当時としては珍しく、妻の才能を見抜いて、妻の仕事に超絶理解を示していた旦那さんのお陰意外のなにものでもないなと思いました。妻が最高裁判所判事にならないなんてありえない!と営業かけまくる夫ってすごいと思いますよ・・・。

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smorky.hatenablog.com

学校給食が肥満を抑制する

パネルデータで、これは前向き研究と言っていいのかな・・・・。Ecological studyの変型みたいなものかなって思うんですが・・・・。

プレスリリースのほうがわかりやすいんですが、

県レベルの給食実施率が 10%増加すると、翌年の過体重の男子の割合は 0.37%(95%信頼区間 0.18-0.56)、肥満の男子の割合は 0.23%(同 0.10-0.37)低下していました。最近の男子中学生の過体重・肥満の割合がそれぞれ約 10%、約 5%であることを踏まえると、給食実施率の 10%増加は、1年で過体重の男子の約 4%(0.37%÷10%)、肥満の男子の約 5%(0.23%÷5%)が減ることを意味します。

とのこと。この割合の低下が0.37、0.23というのがどの程度インパクトなのかはちょっと私にはわかねるんですけど、結構減るもんなんでしょうか・・・・。

あと、この研究としては従来は栄養指導とか食育面で注目されていた給食だけど、生活習慣病の予防という点でも注目できるというのはいいことだと思います。日本の給食は海外の給食に比べて栄養バランスはいいと思いますしね。もちろん給食には格差を縮める働きもあるので、政策としては義務教育の間はどこの都道府県市町村でも給食費まで無料にしてほしいなと思うところです・・・。

Impact of the school lunch program on overweight and obesity among junior high school students: a nationwide study in Japan.
www.ncbi.nlm.nih.gov

news.yahoo.co.jp

東大のプレスリリース
http://www.m.u-tokyo.ac.jp/news/admin/release_20180605.pdf

stumblab.com

床屋で血圧を下げるトライアル

地域の床屋を、床屋の理髪師が客に専門の訓練を受けた薬剤師との店内での面談を促し、薬剤師が連携診療に関する担当医の同意のもとで薬物治療を処方する群と、コントロールとして理髪師が生活習慣の改善と診療予約を進める群の2群に分けて比較した研究。まあ介入群がもちろん効果があったという研究なんですが、何度読んでもざっとネットを調べても、なんで床屋の常連が対象なのかが全然理解できない・・・。 「That loyal patrons of barbershops are consistent in their visits (every 2 weeks for a decade) facilitated hypertension management in the present trial. 」って書いてあるんだけど、なんだよ、loyal patronって・・・しかも10年間2週間ごとに通うって・・・・?ほんと・・・?そういうコミュニティがあるんですか・・・?

そもそも従来の環境と異なるところでアプローチを仕掛けたらどうなるかということで、その点については確かに従来の環境とは異なるんだけど、なぜに床屋なのかはあんまり理解できませんでした・・・。定期的に通う+ある程度の信頼関係が構築されているって事なんだとは思うけど・・・。

A Cluster-Randomized Trial of BloodPressure Reduction in Black Barbershops
www.ncbi.nlm.nih.gov

www.nejm.jp

セクハラした会員の追放

全米科学アカデミーでは、セクハラで問題になった会員の追放を検討しているとのこと。全米技術アカデミー、医学アカデミーでも同様の動きがあるみたいですが、申し出プロセスなどはまだきまっていないとのことです。

ところで日本の学士院はどうなんでしょうね。

US science academy leaders approve plan to expel sexual harassers
www.nature.com

ja.wikipedia.org