めごめも!

ひとりと1匹の生活記録。

ボヘミアン・ラプソディー

映画館で映画見るのは、アナ雪ぶりというくらい映画見ないんですが、意を決して(?)行って来ました。(細かいところでここはせめて!とかありますが)良かった、良かったよー!!!

どうなるか読めてても泣いてしまいますね。

そもそも私は映画館に数えるほどしか足を運んでないのですが、東日本大震災以降、人混み+閉鎖空間がなんとなく嫌になってしまって、あんなに頻繁に行っていた美術館の特別展さえも足が遠のいてしまいました。頻繁に行っていた美術館さえそうなんだから、映画館なんて正直行くという発想すらなかった(アナ雪も友達に誘われなかったら行ってないです)。

でもまあ、なんとか美術館に足を運べる程度には回復して、よくよく考えて見たら、「いつか」あれをやりたい、こらをやりたい、これをみたい、この人に会いたい、ここに行きたい、ってその「いつか」が来なくなる日が突然くるかもしれない、と。震災前に、たくさん時間があったのに、震災前の三陸沿岸に、足しげく通うことはなかった。もっと、記憶に焼き付けておけば良かった。いつもそこにあると思っていたものが、突然なくなってしまう。

だから、元気になって来てからはいつかじゃなくて、行ける時に行こう、と思うようになりました。吉野に数年前母と桜を見に行った時、「これは『いつか』って言ってるうちに足腰悪くなって自力じゃいけなくなる場所だ」と身をもって体感したのもあります。定年になったら、もっと時間ができたら、もっとお金がある時に。そう言っている間に、突然何か災害が起きて行けなくなったり、自分がいつ病気や怪我や事故で動けなくなるかもわからない。それって、後悔したその時にはきっと遅い。どれだけ動いていても、同じ場所で同じ時を過ごすことは2度とないから、いくら旅をしても十分だってことはないんだろうなぁ、と。

なので、映画もなんでか敬遠してましたが、こういう音楽が大事な映画とかはちゃんと映画館で観ておいた方がいいのかもしれない、と思いました。人生、やることいっぱいありますねー。

追記
ジムとメアリーって仲良かったってけ?遺産でもめてた気も、と思ったら、メンバーへのエイズの告白の時系列とか(実際はライブエイドより後に検査して陽性が判明)、メアリーとの出会いとか、ジムの職業とか、微妙に違うらしい。まあ、バイオグラフィではなく映画として見てほしいって他のメンバーが言うんだから、そう言うもんなのかもしれないですね。あと、個人的には最終的にメンバーはフレディのセクシュアリティや出身からくる疎外感というか、寂しさは本当の意味で理解できなかったのかもなとは思います。ポールがむっちゃ嫌な奴に書かれてるし実際ほんとひどいやつなんですが、それでもポールからフレディが離れられなかったのは、出身が似ていたこととか、家族との確執とか、そういいうところで、切り離せないなにかがあったんだろうなぁ。