ウルビーノのビーナス展
ウルビーノのビーナスがウフィツィを出るのは最初で最後かも
とか言われている展覧会なので行ってきました。
「都美や国立博に行ってくれええええ」との私の心の叫び空しく、
しっかりと混んでいました。
まぁ団塊世代が多かったのでゆったりとみられましたけど・・・。
フィレンツェに行ったとき、ウフィツィに行きたかったのですが
チケットがなかなか取れなくて激混みとのことで、
ツアーで滞在時間も短かったし断念。
それがまさか東京でみられるとは。
概要についてはマイコミジャーナルが詳しいのでこちらで。
レオナルド・ダ・ヴィンチの受胎告知も上野で見たし*1、
ぬーん、東京にいれば世界中のアートが見られてしまうのね。
それはさておき、「ヴィーナス描く時って最愛の人を思い浮かべるの?」
とか、相変わらず日常からトリップして入り込んでいた私ですが
「きれーなねーちゃんだなぁ」とか
同じ絵の中にいるおっさんをさして
「あれは美女に見とれる腑抜け親父だな」とか
大声で叫ぶおひとり様(男性)にはちょっと閉口しました。
綺麗なものをみた感動を誰かと一緒に分かち合いたい
という気持ちもわかりますが、とりあえずは見学スピード緩めました。
常に大きめな声で周りに話しかけてましたからねぇ。
美術館につれだって来る方は非常に多いと思いますが
私は慣れた友人と母以外は美術館には一緒に行きません。*2
慣れた友人って言っても2〜3名ですけど。
母親でさえも見学スピードに気を使ってしまうので
もう慣れましたが最初は集中できなくて最初は困りました。
今は早く終わったら外で待ってるがコンセンサスですが。
まー中には、美術館博物館マニアな私を誘ってくれる奇特な方もいますが
正直「勘弁してくれよ」というのが胸の内です。
美術館好きにはこういう人も結構いるので、お気を付けください。
非常に個人的な意見かも知れませんが私の中で
「美術館は一人で行くところ」です。
ちなみに西洋ですが、現在常設展が一部縮小されています。
ここに行ったら見ずにはいられない悲しみの聖母は出ていましたが、
エル・グレコは相変わらず出ていないし、
印象派とか近代とかの所蔵作品の展示が大幅に縮小されていて
ちょっと悲しかったです。
その代り、今回デジカメ持っていたので
悲しみの聖母を写真に収めることができました。
聖母を写真にとっていいのか迷いましたけど・・・・。
これでいつでも拝むことができます。