めごめも!

ひとりと1匹の生活記録。

博士に求められるモノ

今日のとある講義で思ったのですが


博士に求められるモノって多くないですか?

高い専門性、即戦力、コミュニケーション能力、自立性、マネジメント能力
学際的な知識、広い視野、協調性、リーダーシップ


えーっと、えーっと、これ全部できたらスーパーマンでしょ・・・。
しかも修士+3年、学士+5年で、これらを身につけろって・・・。
うーん・・・。
まぁ大学院がこれらの要求に対応した専門プログラムを用意しているならまだしも
自社で育成した修士、学士の研究者より上を博士課程出身者に求めるのは
ちょっとどうなんですかと思います。
しかも女性はこれに、結婚・家事・出産・育児・介護が付くわけで。*1
どうしろっちゅーねん、と思わずにはいられなかった・・・。


でも裏返せば結構期待して博士出身者を取ったのに、
こういう能力が欠けていて困ってる、期待はずれということなのかもしれません。
うーーーーーーーーーーーーーーーーーん。
理系白書、理系白書2を読んだときにも思いましたけど
身につける機会はそれなりに用意されているので
博士在籍者がそれなりに自分自身でそういうチャンスを生かすしか
今のところは解決策がないのかもしれませんね。


そういえば、今年採択されたG-COEもたくさんあって
結構教育面に力を入れていることをうたっているモノがありますが
実際の所どうなんでしょうね・・・
と今ちょっくら苦労しているので思ってみたりします。
言うのは簡単だけど、機能させるのは大変ですよね、どんなことでも。

*1:もちろん出産以外は男性も付くわけですが。傾向として女性に負担が多いと言うことで。