納棺夫日記 (文春文庫)

納棺夫日記 (文春文庫) 青木 新門 文藝春秋 1996-07 by G-Tools

納棺夫日記
　みぞれの季節
　人の死いろいろ
　ひかりといのち
『納棺夫日記』を著して

　駅の本屋で「車内で読む本でも買おう・・・」と思ってちらりとみたら、この本が。色々面白そうな新書もあったのですが、お財布的にも分量的にも新幹線の車内で読むには適当だろうと思って購入。図書カード使えばよかった・・・。

　それはさておき、「おくりびと」はみていないですが、どこの部分が映画になったのですかね？みぞれの季節と人の死いろいろの部分なのかな？

　宗教観とか死生観とか出てくる本ですが、読みやすい文章でなかなか面白かったです。内容的には結構難しいことが書いてあるんですが、「あ〜むずかしい」と感じるわけではありませんでした。なんていうか、「読ませる文章」って感じですかね。でも途中で死体の記述とかがあるので、苦手な人はやめておいたほうがいいかも・・・。私は○世のカツサンド食べながら読んじゃいましたけど。（一番厳しい描写のところでわしわしご飯食べちゃうってどうなんでしょうねえ・・・あはは）

　さらさらさらっと1時間くらいで読んでしまいましたが、もう一度じっくり読み直したい本です。