めごめも!

ひとりと1匹の生活記録。

修了しました

 たくさんの周りの人たちに支えられ、ようやく大学院生活を修了しました。もう二度と自分の卒業式を迎えることはないからと、色々と奮発して振りそできました。ええ色々と・・・。そして締まってきつかった・・・。でも、いい舞台に上がれて振りそでも喜んでいると思います。

 振り返れば、ジョブズが言っていた「connect dots」の意味を、身をもって体験した5年間だったと思います。流した涙は数知れず。嫌だ嫌だと思いながらやった仕事も数知れず。傷ついて打ちひしがれたことも数知れず。研究の喜びも嬉しさもちょっとネガティブなものよりは少ないけど数知れず。その1つ1つが、今、本当に自分の血となり肉となっている、と実感しています。嫌なことから逃げなくてよかった。正面切って頑張ってみてよかった。*1

 学部の卒業後、新しい分野へ飛び込む自分自身へ、そしてこれから頑張る後輩たちへ、はなむけの言葉として送ったのは「凛として」という言葉でした。異分野に飛び込んだので、最初はもちろん、「凛として」成果を上げることはできなかったけれど、今は「凛として」前を向いて微笑むだけのいい成果と入学時よりも成長した自分が、あると思います。

 そして何よりも、「これは自分だけの成果ではない!!」と胸を張って言えるだけの恵まれたラボメンバー、仲間、両親や親せきに囲まれて今日という日を迎えられたことを本当にうれしく思います。

*1:とはいえ、「ああ、もう少し時間の使い方がうまければもっと色々できたのに」という後悔はありますが。