めごめも!

ひとりと1匹の生活記録。

見守ってね

 少し前、父方の祖母の弟、私にとっての大伯父が亡くなりました。私が農学部に進学して、一番喜んだのがこの大伯父でした。というのも、私は大伯父が管理する牧場が大好きで、小さい頃、いつまでも飽きることなく牧場の牛を眺めていたそうです。「やっぱり小さい頃の体験って影響するのかねえ」と目を細めて喜んでいたのが、大伯父と大叔母でした。

 私は、出身が首都圏、マンション暮らしの両親と弟のいわゆる「核家族」ですが、本当に恵まれたなあと思うのは、こういった親戚づきあいでした。私の父も、この大伯父の家に子どもの頃よく遊びに行って夕飯をごちそうになったそう。

 父も父の兄弟も、自営業の実家だった名残かこういった親戚づきあいをとても大切にしていて、父の田舎に帰ればよく親戚のおじさんおばさんの所に遊びに行ったものです。遊びに行けばそこにいた親戚のお姉ちゃんやお兄ちゃんと遊んでもらったり、時にはお小遣いをもらったり・・・。可愛がってもらったなあ。

 そういうつながりが、ちょっとずつ少なくなってしまうのはやっぱり寂しいです。