マナー美人塾(再読)
マナー美人塾―あなたを高める大人のルール (知的生きかた文庫―わたしの時間シリーズ) 山口 勝 三笠書房 2005-10 by G-Tools |
数年前、久々に会う高校時代の親友が「ごめん!!仕事終わりそうにない!!待ってて!!」と連絡してきたので、しょうがなく暇つぶしのために高田馬場駅近くのビルの本屋で買った本。あのビルはまだあるんだろうか。新しくなったんだろうか。
それはともかく、最近の大掃除で出てきたので読み返してみました。在学中も一般的な理系研究室とは異なり、調査等で様々な方と接することも多く、学年が上がるにつれて業者さんとのやりとりもあったので、「見た目って大事だ」と思うことは多かったのですが、最近かなり見た目や特にマナーの大切さが身にしみてきたのでもう一度・・・。まあ私が必要性を感じているのはビジネスマナーで、こちらの本は食事マナーといった冠婚葬祭等でのマナーが中心だったので、ぴったり需要と供給が一致したわけではありませんが、やっぱりマナーは大切だと思います。「また会いたい」「また一緒に食事をしたい」と思わせる要素の大部分には、一緒に過ごした際のマナーが重要って言うのはうなづけます。私自身は気を許してしまうとマナーをおろそかにしてしまう部分が多々あるので、かなり痛いところをつかれた感じです。少しでもいいから、他人と過ごすときにはこの本にあったマナーを頭の片隅置いて、楽しく美味しく食事ができたらいいなと思いますし、「また一緒に」と言われることが増えるようになったらいいなと思います。
何度かこのブログのエントリでも取り上げていますが、「また一緒に何かやりたい」「この人のために何かしたい」って思ってもらう、その差って何か?って考えたら、それは自分自身のその人へ対する心遣いが大部分を決めるんじゃないかとこの本を読んで思いました。もしかしたら、ほんの少しの差なのかも知れないけど、ほんの少しのその差は、日常でどれだけ「他人を思いやれるか」という心遣いの表れなのかも知れません。