めごめも!

ひとりと1匹の生活記録。

Rates and Characteristics of Paid Malpractice Claims Among US Physicians by Specialty, 1992-2014.

アメリカにおける、支払いがなされた医療ミスを専門科別に分析したもの。表1で、神経外科の医者1000人年あたりの率の高さに驚くけど、年次別に解析するとどんどん減っていて、重症度も死亡がそれほど多くないのに、pulmonology(肺臓学=呼吸器??)は平均より医療ミス率が低いのにそのうち死亡が半数以上とか、科によってぜんぜん違うんだなあ・・・・という感じです。あくまで「支払いがあった」医療ミスに限った分析ではあるけれど、法規制が進んだことや、患者安全への取り組みが進んだこと、医療機関や保険会社による記載方法が変わったこと、コミュニケーションなどの増加で医療ミスを防いでいることなどが、減少の要因として挙げられてました。

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