めごめも!

ひとりと1匹の生活記録。

メディカルフィットネス利用経験者における 性格特性と運動継続との関連

日本語論文です。

中部地方のA 病院付属のメディカルフィットネスで、開設以降の 4 年間に会員登録を行った全成人会員登録者283人(男性103人,女性180人)が対象。運動継続の有無は自己申告なんで、結構偏りがあると思うんですよね・・・。だってそもそも継続してない人ってこういう質問紙に回答してくれないと思うので、運動継続なしと自覚していても全く運動継続してない人とは属性がちょっと異なると思うんですよね。その上で見てみると、運動継続なしの男性では「勤勉性」が有意に低く、女性では「神経症傾向」が有意に高かったそうで、さもありなん。ちなみに、男性の「勤勉性」は運動継続のために重要視する項目ではいずれの項目も関連なし。女性の「神経症傾向」は「目標を達成できる」と負の相関があったそうです。

ということで、男性はどうアプローチしたらいいのかちょっとわからないけれど、女性は神経症傾向の高い人には目標達成に固執しない声かけや,指導方法が必要である可能性・・・って、メディカルフィットネスでは難しいのでは・・・と思うんですけど・・・・。どうなんでしょうね。とりあえず継続することは自分の例も含めて難しいので、いいアプローチが見つかってほしいところです。

PDF注意
メディカルフィットネス利用経験者における性格特性と運動継続との関連
https://www.jsph.jp/member/docs/magazine/2017/11/64-11_664.pdf