めごめも!

ひとりと1匹の生活記録。

アメリカ成人のうつ有病率

NHANES のデータから、アメリカの20歳以上の成人の2013年から2016年のうつ有病率を性別、人種、などの別に数値を単に出したものなんですが、興味深い結果です。

まずはそもそも男性に比べて女性は2倍、有病率が高い。そして、非ヒスパニック系アジア人の有病率が群を抜いて低い。これ、なんでですかね?収入は高くなるほど有病率が低くなって、これはそうだよねーと納得できる結果。さらに興味深いのは、仕事、家庭、社会活動で何か困難を抱えているか?という質問に対して、全くない<かなりある<まあまああるの順で有病率が高いこと。男女とも。

あまりにアジア系の有病率が低すぎるので、アジア系の中で収入や困難について層別してみたらどうなるのか気になるところです。アメリカにおいてアジア系が恵まれた環境にいる、とは必ずしもいえないわけで、取り巻く環境以外に何か他の要因もありそうではありますが、それが何なのか?

Prevalence of Depression Among Adults Aged 20 and Over: United States, 2013–2016
www.cdc.gov