めごめも!

ひとりと1匹の生活記録。

フットボール選手の死亡率

アメリカのフットボール選手の死亡率についての研究。Career選手とReplaceの選手を比較しています。Careerはスタメン、Replaceはピンポイントで使われる交代要員の選手、と理解しました。とりあえずデビューが1982年から10年間の選手に限っています。生まれが1982年かと最初思っていて、若すぎて死なないだろう!と思ってたけど、デビュー年でした。

それでも合計4000弱のコホートなので、あまり死亡者が多くなく、その結果統計的有意な結果が出なかった可能性は否定できません。生存曲線とか結構違うし。あと、死因別の解析はしていなくて、単に数が示されているだけなんですが、Replace選手の心血管系の死亡イベントがやたら多くないか・・・?動くのがCareerの選手より少ないからって事・・・?Replaceに自殺が多いのはなんか納得できるんですが・・・。著者らは数が少ないし、そこまでメカニズムを解明できる研究ではなかった(そもそも差がないし)といっています。

とりあえず、こういうデータをくっつけられちゃうアメリカ、すごいですし、差がなかったからかもしれませんが、これを公表させてくれるアメリカのフットボール関係の団体、天晴れだと思いました。

Association Between Playing American Football in the National Football League and Long-term Mortality.
www.ncbi.nlm.nih.gov