めごめも!

ひとりと1匹の生活記録。

195カ国の死亡に対する栄養摂取の影響

毎度おなじみGrobal burden of diseaseからの発表@Lancetです。ファンディングはビル&マリンダ・ゲイツとこれまたおなじみ。

2017年では、11,000,000の死亡と、255000000のDALYが栄養要因に起因するとかで、地域別にどういう食べ物の摂取が多くて、どういう死因が多いかって羅列してあるんですが、個人的には地域もさることながら、過去からの変容がどんなもんじゃい、というのに興味があったので、GBDらしくそのあたりも本文にぶちこんでほしかったです。あとは、アフリカとか戦争とか干ばつとかそういう影響もあると思うので、そういう心配がなくなったときにはたして栄養が死亡やDALYに及ぼす影響って言うのはどうやって変わってくるのか気になるところですね。不健康な食事って言うと、私たちはジャンクフードとか油ギトギトのものを想像してしまうけど、そこに至る前の質素な食事で過ごしている地域もあるわけで、それも不健康な食事になるわけじゃないですか。栄養過多と栄養が少ないのを、全部一緒くたに不健康な食事、としていいのかなって。

Health effects of dietary risks in 195 countries, 1990-2017: a systematic analysis for the Global Burden of Disease Study 2017.
www.ncbi.nlm.nih.gov

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